会津駒ヶ岳2133m(東北)
-aidukomagatake-
            
   年月日  2005年9月3日(土)〜4日(日)
 メンバー 8期生13+2 15名
 交 通 貸切バス利用
 宿 泊 民宿かわくぼ荘 0241-75-2121
 立ち寄り湯 檜枝岐温泉[燧の湯][駒の湯]
行 程 1日目 八王子7:10―(圏央道、東北道)−西那須野IC10:10−檜枝岐―御池PK12:45・・・上田代湿原ハイキング・・・御池PK14:10−燧の湯―かわくぼ荘・・・6:30〜檜枝岐歌舞伎観賞
2日目 かわくぼ荘7:00―(かわくぼ荘の車)―会津駒ヶ岳林道終点・・・水場8:55-9:05・・・駒ノ小屋10:20〜30・・・会津駒ヶ岳10:45〜11:00・・・駒ノ小屋(ランチ)11:10〜30・・・水場12:30〜40・・・林道終点13:40・・・登山口14:00・・・PK14:10−駒ノ湯14:30〜15:30−西那須野IC17:40−八王子20:45
 〜8期生・第4回同期会山行〜  今回4回目になった8期同期会山行は、初日は”上田代湿原ハイク”と、翌日は奥会津の名山”会津駒ヶ岳登山”に決まった。また、偶然にもこの日は、福島県重要無形文化財に指定されている『檜枝岐歌舞伎』が行われる日に重なった。
9月3日(土) 1時間30分   この計画を決めるにあたり、バス会社はIさんの紹介、民宿はSさんの元同僚の宿、メンバーが多いと便利なことも多い。
 大型の台風14号の接近で天気が心配され、曇り空の中を出発する。バスはサロンカーになっていて、乗車するとすぐに後の席ではお酒も入り、にぎやかになった。
 バスは東北道を西那須野ICで降り、渓谷沿いに塩原温泉郷を過ぎ、白く愛らしい蕎麦の花が満開の桧枝岐へと到着した。御池駐車場まで5時間あまりかかった。
   上田代湿原を2時間のハイキング。  
 花はそろそろ終わりだが、イワショウブコウリンカサワギキョウツルニンジンなど見られた。
 歩き始めると間もなく、ゴロゴロという音とともに雨が落ちて来た。慌てて傘や雨具を出したが、時々稲妻が光り雨足も強くなってきたので、予定を繰り上げ引き上げることにした。
上田代湿原     木道を行く
 

燧の湯で汗を流し、今夜の宿かわくぼ荘へ。檜枝岐に2ヶ所ある立ち寄り湯は、村内に宿泊すると割引券がもらえ、半額(300円)で入浴できる。

 そして楽しみな夕食は、山河の食材を生かした豪華なもので、とっても美味しかった。鹿肉の焼肉、サンショウウオと山菜の天ぷら、岩魚の刺身、岩魚の塩焼き、はっとう(蕎麦もち)、つめっこ(すいとん)、裁ち蕎麦、こんにゃくと野菜の煮物、山菜、きのこ料理・・・

珍しい食材が多く、岩魚の刺身サンショウウオは初めて食べた。裁ち蕎麦というのは蕎麦粉100%のため、畳むと割れるので、何枚も重ねたものを裁つように切ることからその名がついたそうだ。

 豪華な夕食    
   そして食後は歌舞伎見物。5月、8月の祭礼の時と、9月には”檜枝岐歌舞伎の夕べ”として、年に3回行われる。  
 村内宿泊者は入場無料、日帰りの人は1000円の入場料を払う。入場券と交換にスポンジの座布団をかしてくれる。見物席は舞台を取り囲むように傾斜地を利用し、石垣で階段状に作られている。

私たちが到着した時にはすでに満席状態。村の人口より多くの人が詰めかけていると見られ、やっと一番後ろの高いところに、空いている場所を見つけた。

 鎮守神社    檜枝岐歌舞伎
250年にわたり受け継がれてきた農民歌舞伎だそうだが、素晴らしいものだった。衣装も豪華で、演じている人達もとても素人とは思えなかった。皆、仕事の合間に練習を積んでいるそうだ。ナレーターはNHKのアナウンサーだというから本格的。今年は愛知万博でも行われ、好評を得たそうだ。  
 始まって間もなく、あいにくの雷鳴と雨。途中退場者も多かったが、私たちは傘を指して最後まで見物した。
     歌舞伎舞台