阿寺渓谷(木曽)
-aterakeikoku-
 2017/10/27(金)晴れ  
義姉のお見舞いと、ちょうどこの時期に名古屋で私達の会の展覧会開催中だったので、1泊で行くことにした。車だったので帰りに何処か散策しようと、クマさんが見つけた阿寺渓谷へ寄り道して来ることになった。
阿寺渓谷という名前も聞いたことがなかったが調べてみると、木曽檜の森とエメラルドグリーンの清流、美しい滝があり見どころ満載のようだ。
  10:05~15    阿寺渓谷入口    14:10 
10:30   千畳岩  
11:05   狸ヶ淵  
11:15~35   赤彦駐車場 13:15~20 
11:50  牛ヶ淵   
12:15   キャンプ場 12:35 
なんてきれいな川!
  名古屋を8時頃出発し、中央高速を中津川ICで降り、阿寺渓谷入口まで2時間かかった。結構遠かった。
木曽川に流れ込む阿寺川は、こんなにきれいな川は今まで見たことがないくらい、澄み切った清流だった。最初に梓川を見たとき、そう思ったが、それよりきれいだった。 
木曽川に合流  阿寺川
阿寺渓谷入口 今はなき森林鉄道の鉄橋跡 レールで作ったガードレール
    この渓谷沿いには、木曽を代表する桧の森林があり、奥にはキャンプ場があるため、林道が走っている。
そこまで車で行かれるため、木を満載にしたトラックや、観光客のマイカー通るので、注意が必要。  
私達は、車を入口で停め、キャンプ場までの往復13キロを歩くことにした。 
 千畳岩 桧の美林   
かつて木材を筏に載せて木曽川を下り、「♪木曽のな~中乗りさん」で知られている。この歌、ここのことだったのね。知らなかった。     
大正12年に森林鉄道ができ、ミニSLで木材を運ぶように運搬方法も変わってしまったという。 
それも昭和41年に廃止され、車に変わったそうだ。
  狸ヶ淵   樽が沢ノ滝
吊橋 コウヤマキ(秋篠宮悠人親王のお印) 紅葉はもう少しか
  狸ヶ淵狐ヶ淵熊ヶ淵など動物が水浴びをしていたそうで、その名がついたという。   
江戸時代木曽は尾張藩の直轄で、藩の役人が駐在していた場所があった。極印と呼ばれる焼印を、品質証明、偽造防止、盗難防止に押していたそうだ。 
美顔水という湧水は、見違えるくらい色白になるというので、試してみたかった。
車で入れるのに、キャンプ場まで歩く人は あまりいなかった。    阿寺渓谷キャンプ場
途中で買ったコンビニおにぎりで軽く昼食を済ませ、元来た道を引き返した。  
久しぶりに長い時間歩いたからか、駐車場に着いた途端足がつってしまい、ひどく痛い思いをした。やっと時間が出来たので、これからは心がけて歩こう。 
   牛ヶ淵 
素晴らしい渓谷歩きだったが、奥入瀬のように川の淵を歩ける遊歩道があると最高なのにと思った。