秩父の札所を全部歩いた、sumi,wasabiさん達が、その間ずっと見守ってくれていた武甲山にぜひ登ってみたいと、今回の山行が決まった。 |
私は5年前のちょうど同じ頃、一度登っている。 |
登ったことがある山でもふもとから見るとわかりにくいが、この武甲山だけは山肌が大きく削られ、痛ましい姿ですぐにそれとわかる。 |
北斜面は削られた石灰岩が剥き出しで、植生はほとんどないが、反対側は自然が豊かな森林で、同じ山とは思えない。 |
表参道を登ると、杉林の中に3本くらい大杉が見られる。武甲山の主のように大きく、4人で手を広げても届かないくらい太い。 |
武甲山の山頂は、採掘により何度か三角点が変えられたが、2002年に調査をやり直したところ、標高1304mに改められたそうだ。だが、山頂には標高を表す標識は無く、武甲山の名前のみ刻まれた小さな石碑がたっているだけだった。それも、フェンスの外なので見過ごしてしまいそうだった。 |
私達は、秩父駅よりタクシーを使い生川(うぶかわ)へ行き、表参道を登り、反対側の浦山口駅へと下った。 |
今日は、澄み切った秋晴れで、紅葉も見頃、気持ちのよい山歩きが出来た。(先月の四国登山は雨にたたられたが)カラマツもきれいに黄金色に染まっていた。山頂より浦山口に下るコースは、カラマツが多く美しい山並みが見られる。 |
今回写真は、スライドショーでお届けします。 |