バスは本数が少なく、ちょうどよい時間は土日しかない。乗客は私たち含め三人。これでは本数が少なくても仕方ない。 |
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馬頭尊は、細かな彫刻が施された立派な建物だった。 |
本格的な遍路装束の人たちが休んでいた。 |
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馬頭尊前バス停 |
平石馬頭尊堂 |
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左に石碑 |
右へ入る巡礼道 |
林道を登る |
徒歩約15分で、左に石碑があったら、 右へ入る。 |
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森の中の古道は急坂で、早くも息が上がる。 |
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ここまで道はわかりやすく、急坂を上り終えると、またさっきの林道に出る。集落があった。 |
日当たりのよい土手で、少し休憩していくことにした。この辺りの集落は廃屋もあった。 |
古道 |
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石碑がある |
道間違い |
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林道は傾斜がきつくなった。しばらく行くと、右へ入る古道の標識があった。 |
迷ったが、地図を見るとまだ真っすぐだったので、そのまま行くと行き止まりになってしまった。 |
最奥の集落への林道だった。 |
山奥の集落 右へ入る古道(カウンター、クマ注意) |
やっぱりさっき右へ入る案内板のところだった。10分ロス。 |
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ここからは完全に山歩き。トレッキングシューズにしてよかった。 高尾山くらいの山を乗り越えていく感じだ。クマさんが「きつい、きつい」を連発。 |
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巡礼道 |
少しなだらかに |
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昔の茶店か?小さな廃屋 |
札立峠 |
ここから破風山も近い |
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札立峠手前に、茶店だったのか壊れた建物があった。 |
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札立峠は、昔大干ばつの時、雨を祈りお札を立てたそうだ。 |
ここでお昼にするつもりだったが、日影で風が寒い。水潜寺まで行ってしまうことにした。 |
荒れた道 |
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お地蔵様(水潜寺はすぐそこ) |
㉞水潜寺 |
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札立峠からの30分は、崖崩れの後、倒木あり、滑りやすい大石にロープがついているところと、気の抜けない道だった。 年末にまた怪我はできない。 |
この付近は、海洋プレートが海溝に潜り込む際できた石灰岩やチャートなどの岩が泥岩に混じってできた「メランジュ」が見られる。岩に囲まれたお寺だった。 |
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この奥に岩屋がある(崩落のため非公開) |
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三十三観音の石仏 |
観音堂 |
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札所で初めての、話し好きな住職で御朱印を書きながら、ずっと話しをしてくれた。昨日クマが出たとか。 札立峠から下ってきた人が、滑ってねん挫したとか。住職の友人のことまで話は尽きない。 |
私達は無事に結願できて、感謝です。ありがとうございました |
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水潜寺は北斜面で寒く、昼間もほとんど日が当たらない。開け放したお寺の中にいるのはさぞかし寒いのでは。 |
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満願の御朱印を頂き、日の当たるところを求めて寺を下る。川向こうの陽だまりでやっと遅いお弁当を食べることができた。 |
バスまでちょうど1時間くらいあったので、ゆっくり休むことができた。でもまだ2時前だというのに、もう山の陰に日は隠れてしまった。この辺りの集落は、本当に寒そうだ。町営バスで皆野駅に向かう。 |
この2年、よく秩父に通ったが、終わってしまうと少し寂しい。 |
西武秩父駅(武甲山を望む) |