調布七福神巡り(東京)
-chofushichifukuzin-
   2012年1月3日(月)
行程(5時間)
西調布 9:35 3分
西光寺 9:45~55 20分
大正寺 10:15~202分
布田天神 10:25~3515分
常性寺 10:50~11:00→20分
祇園寺 11:20~3020分
深大寺 11:50~13:0090分
明照院 14:30~4030分
昌翁寺 15:20~30
仙川 15:35~16:35
 七福神色紙700円+御朱印(スタンプ)代300円×7   メンバー 凸凹山岳会・・・5名
 恒例になった七福神巡り7回目となる今年は、調布の七福神を廻ることにした。
七福神は、ほとんどの寺で7日まで拝観可能になっている。お正月の食べ過ぎと運動不足解消に、初歩きとしては、3日の七福神巡りはちょうどよいウォーキングにもなる。 
毎年女子会だったが、今年はSさんが喪中のため、初めて凸凹山岳会のメンバーが参加した。
今回、調布在住で調布の地理に詳しいTさんが、案内役を引き受けてくれたので心強い。
西調布駅で待ち合わせた。いつも京王線を利用しているが、ここで降りたことはなかった。いつの間にかきれいな駅になっていた。 
①西光寺(大黒天)
駅から3分の西光寺近藤勇の像があり、山門手前の常夜灯は市内で一番大きいものだそうだ。
まず境内の受付で、色紙を買い求め、ご朱印を押してもらう。お茶やみかんのサービスがある。
黒光りする大黒天が祀られていた。 西光寺 大黒天
②大正寺(恵比寿天)
旧甲州街道を右折し、布田天神への入口を曲がると大正寺は、通り沿いにある。
立派な鐘撞き堂を入ると、檀家の人で賑わっていた。
恵比寿天は、池の中にあり、なぜか横向きだった。
大正寺 恵比寿天
調布で一番大きな神社だという布田天神は、大正寺からすぐなので、お参りをして行くことにした。露店も出て賑わっていた。数年前にスケッチに来たことがあった。
ゲゲゲの鬼太郎
水木茂のゲゲゲの鬼太郎で有名な調布市は、天神通りに鬼太郎、ねずみ男、ネコ娘などのモニュメントが置かれている。 
天神通りを抜け、再び旧甲州街道を東へ。
布田天神 天神通りの鬼太郎
③常性寺(布袋尊)
布田駅近くにある常性寺は、参道に大きな布袋尊が祀られている。 
ここでは、甘酒のサービスがあった。 
布袋尊 常性寺
④祇園寺(福禄寿)  
布田から北へ20分ほど行った所に、静かで落ち着いた祇園寺がある。
門をはいると、モアイ像のような石仏が両脇に置かれていた。
ご朱印を求めに受付に行ったら、美人の尼さんだったと、凸凹男性陣は喜んでいた。
モアイ像のような石仏 祇園寺
自由民権を叫び、この寺で集会を開いたという板垣退助が植えた「自由の松」が空に伸びていた。
福禄寿がカラフルだった。
水を落とすと、なんとも清らかな響きがする水琴窟があり、しばし耳を澄ます。 
福禄寿 水琴窟
  更に北へ向かうと、調布にこんな所があったのかと思う田園風景が広がった。畑はまだ見られる所もあるが、田んぼがあったとは知らなかった。 
この辺りは、武蔵野の緑に囲まれた深大寺の湧水があるので、昔は田園地帯だったそうだ。  
野草園ホタルの小川を抜けて行く。なるべく車道を避け、自然が多い道を選んでくれたようだ。 
 珍しい田園風景    
⑤深大寺(毘沙門天)
関東でも屈指の古刹、深大寺が近くなると、だんだん人も増えてきた。
門前蕎麦やお土産屋の前は長い行列ができ混み合っていた。
鬼太郎ブームはここにもあり、茶店があったり、目玉おやじまんじゅうが売られていた。
鬼太郎茶屋(深大寺) 深大寺
釈迦堂には、重要文化財になっている白鷗釈迦如来奇像と一緒に、毘沙門天が祀られている。
ご朱印を書いているのは、お坊さんではなく、学生アルバイトのようだった。
毘沙門天 深山茶屋
お正月の混雑では深大寺蕎麦は無理かと思っていたが、深大寺の奥座敷といわれる深山茶屋に案内してもらうと、すぐに食べることが出来た。さすが、Tさん。 
すぐ近くには水木茂が新婚の妻を、静かでよい所があると案内したお墓がある。(確かに静か) 
寒ボタンが見頃で、寒さよけの藁の囲いがしてあり、赤やピンクの花が見られた。 
途中の青渭神社では、無病息災の輪くぐりがあり、願いを込めて潜った。
寒ボタン 青渭神社
野川沿いを歩く
次の明照院までは1時間半ほどかかる。野川に沿って遊歩道を歩くことにした。 
今日はよい天気で、暑いくらいだ。 
白サギカモの群れも見られた。
野川沿い 白サギ
京王線の下をくぐり、途中狛江市をかすめ、野川と離れる。  
⑥明照院(弁財天)
糟嶺神社通り抜けて裏から明照院へ降りる。小高い山の中腹にある。
観音堂には美人の神様弁財天がいる。
ご住職はいなかったが、奥さんが丁寧な応対をしてくれた。
明照院 観音堂(弁財天)
この辺りはTさんの散歩コースだそうで、地図にもないような林の中の道を歩いた。
Sさんが重たい思いをして持ってきてくれた野点セットで、林の中の切り株でお茶をたててくれた。歩いた後の一服、ほっとするひとときでした。
⑦昌翁院(寿老人)
ゴールの七福神、昌翁院は、仙川駅を越え、甲州街道沿いにある。
立派な山門をくぐると、ここで待ち合わせたSさんが待っていてくれた。
寿老人はガラス越しに見られた。
野点 昌翁院
お参りを済ませ、最後に近くのお店で、お疲れ様会をした。(このメンバーでは、お茶だけでは済まない)
今回はTさんにガイドをお願いし、すっかりお任せで廻ることが出来た。
寿老人 完歩色紙
 いつもなら地図を見ながら行ったり来たり、道を聞きながらでロスも多いが、迷うこともなかった。大変お世話になりました。