丹波天平尾根①
-tabadendeeroone-
 2014/10/29(水)晴れ  
同期会秋の山行は丹波天平尾根になった。紅葉の時期なので楽しみだ。
私達は2年前の秋に行っているので、実踏はいらないかと思っていたが、天候によっては山頂から丹波山小学校へ下る破線ルートを使うことになるかもしれないし、団体では、サヲウラ峠(サオラともいう)の下りが心配なので実踏に行ってきた。幹事が揃って行ける日がなく、二人になってしまった。
       行 程
八王子 6:50
道の駅たばやまPK 8:45~55
丹波サヲウラ峠登山口 8:45
サヲウラ峠 11:30~40 
丹波天平 12:25~13:15
丹波山小学校 14:35 
道の駅PK 14:45
走行距離:140km   メンバー:幹事…2名 
平日はバスの便もないため、車で行く。取りあえずはサヲウラ峠の状況と、丹波小への破線ルートの確認だけしておくことにした。
素晴らしい秋晴れで、本番もこういう日になってくれることを願いたい。
道の駅たばやま駐車場 たわわに実る柿(渋柿?)
  道の駅に駐車し、丹波まで車道を歩く。 柿がたわわに実っている。途中に水場があり、喉を潤す。  
 民家の車庫にサヲウラ峠登山口の標識がある。フェンスで囲まれた畑の中の道を登っていくと、鹿よけ柵にドアがあり、そこから登山道が始まる。
 サヲウラ峠登山口   鹿よけ柵から登山道へ 
向かいの三頭山から大菩薩方面の山々が、きれいに色づいている。 
植林の変化のない九十九折りを登る。山道の分岐がある標識のところで一休み。風もなく暑いくらいだ。
向かいの山々(大菩薩方面?) 山道分岐
    雑木林は、すっかり秋色に変わっている。  
紫のキノコがあった。 
登山道にロープが張ってあるが、道をはずさないためにか? 
 雑木林も紅葉  紫のキノコ  
以前ここを下った時は、ザレて危ない急斜面だと思ったが、上りに使う分にはそれほどではない。
その時、目の前に大きな石が落ちてきた!上を歩く人もいないし、動物か?自然に落ちたのか?危なかった。 
ザレた狭い道 鮮やか!
その先何ヶ所か滑りやすいトラバースがあった。団体なのでコースの検討が必要かもしれない。
紅葉は益々鮮やかさを増す。今年は少し早い気がする。 
2時間半でサヲウラ峠に到着。昭文社の地図では、サオラ峠になっている。
ここは飛龍山雲取山への分岐になっている。いつかこの道を登ってみたい。雲取もずいぶん行ってないな~ 
サヲウラ峠(1406m) カラマツ
天平山頂より、サヲウラ峠の方が少し標高が高い。広い尾根を緩やかに下る。 
カラマツ林が黄金色になっている。 明るい尾根歩きは気持ちがいい。
大木が倒れ、道をふさいでいるところもあった。
大木の倒木 広い尾根
木々の間から雲取山飛龍山が望める。
反対側から作業着の人達が来た。レスキュー隊で、訓練中だそうだ。丹波小への道のことを聞いてみた、「特に危ない所はなく、私達もそちらへ下ります。」といわれた。 
飛龍山 雲取山
紅葉は尾根は見頃。今週いっぱいというところか。
見覚えのある広い、公園のような場所に出た。
紅葉見頃 広~い
カラマツ 本当の丹波天平山頂(1343m) アンテナ
まもなく山の上とは思えない丹波天平山頂へ到着。標識がなければ見過ごしてしまいそうだ。
こんな所に、以前はなかったアンテナが立っている。 
2fさんは、以前来た時小さな木札を見て、ここが山頂だと思ったそうだ。山頂は踏まなかったことになる。
標識(背後に古い標識) 小さな木札(丹波天平)
三角点は、少し小高い所にあるので皆気がつかないかもしれない。
お弁当休憩をして、丹波への道を下る。 
5分位下ったが、あまりのよい道なので、これは親川への道だったのではないかと心配になった。
仕方ない、戻って確かめる。   最初は歩きやすい道  初めての手書き標識
  間違っていなかった。10分ロス。  
またレスキュー隊の人がいて、「石がゴロゴロしている所があるから気をつけて」と言われた。  
標識はほとんどないが、途中に少しザレたところや石ころ道があるだけで、大丈夫そうだ。
標識はこれだけ     
    最後は小学校の敷地へ入って、脇を横切る。 
役場前のバス停にダイレクトに下れるので、この道はなかなか便利だ。
破線ルートだが、道ははっきりしているし、結構歩かれていそうだ。
小学校のフェンスを開けて入る  丹波山小学校   
出来たらあの広い尾根を、サヲウラ峠まで歩いたほうが天平尾根の醍醐味を味わえると思うが、このコース、エスケープルートに使えるし、車の時には好都合だ。 
下山後の温泉と親睦会のため、のめこい湯へ予約に行った。予約は受け付けないと、融通がきかずやる気のない対応を受けた。村営の怠慢さなのかもしれないが、民営だったらあり得ないことだ。 
 本番の天平へ