ドロミテ・チロル
-⑥ツークシュピッツェ山・インスブルック-
2018/07/16(月)朝雨曇りのち晴れ
いよいよ今日が最終日。朝は雨のことが多い。雷注意報も出た。でも、ガルミッシュ・パルテンキルヘンへ到着すればなんと快晴!予定よりも1時間も早い電車に乗ることができ、超ラッキー。
ドイツ最高峰のツークシュピッツェ山(2962m)へ登る。もちろん登山電車とロープウェイで。
ツークシュピッツェ山
ドイツには意外と高い山がない。3000m足らずのこの山が最高峰だった。 
ガルミッシュから標高2000mを、登山電車が一気に登る。 途中からは絶壁に彫られたトンネルの中を進む。
ガルミッシュ・パルテンキルヘン駅 線路沿いの家
最初はのどかな田園風景。徐々に傾斜が増していく。  
車中で同席した日本人の男性と話をした。一人旅で、もう1か月も滞在中とか。77歳で、世界150ヵ国以上行ったことがあるそうだ。元気で人生謳歌している。
 チーズ小屋 終点 
 
 山頂駅(2600m)トンネルからでたところ  教会もある
   
3つの氷河があり、雪が残り、そり遊びをしている人たちもいた。 歩いて登っている人も見られる。
  早い電車に乗れたので、ゆっくり眺望を楽しめた。  
 ロープウェイに乗り換え、一気に山頂へ。 山頂にはオーストリアとドイツの国境がある。
降りたら、寒い!20度も下がり、5~6度。急いでダウンを重ねる。アラレが降ってきた。
      金の十字架があるドイツ最高峰
    
山頂(2962m)レストランでランチ バイエルン料理(スープ、 プレッツェル、白ソーセージ、パスタ、マフィン) 
   
  山頂で見られたブロッケン現象  雄大な景色
山頂で大展望を眺めていると、見下ろしたところになんと、めったに見られないブロッケン現象が!    
ヨーロッパでは、高山でも山頂には立派なレストラン、売店、清潔な水洗トイレがある。 
乗り物で簡単に山頂に立ててしまことも、日本とは違うところだ。 
   このロープウェイで下る  目の前の絶壁
下りは電車は使わず、長いロープウェイでアイプ湖まで急降下できる。登りに使った電車の線路が、トンネルに入るところで消えていく。眼下には青い水をたたえたアイプ湖が見えてきた。
 
電車のトンネル入口(ロープウェイより)  アイプ湖 街よりツークシュピッツェ山を見る
   インスブルック旧市街  
夏は、 9時くらいまで明るい。夕食までお土産を探したり、 最後の市街散策に出かけた。
バブスブルグ家の王宮は、工事中で覆いがしてあり見られなかった。 
街を散策  大道芸人
  黄金の小屋根で知られる街のシンボルは1500年前に作られたそうだ。博物館になっている。  
今回の旅行は、自然が好きな人が多く、山歩きをしていたが、年齢的に無理になってきたとか、歩くのが好きで毎朝1万歩歩いているなど、似通っている。
 黄金の小屋根    イン川
私たちも、無理なく行って来られちょうどよかった。
そして今回のTDさんは、まだ若いのに気配りがよく、ユーモアがあり長いバスの中も楽しかった。翌日の案内はもとより、最後に旅の毎日を日記形式にメモってくださったのには感心してしまった。毎日天気に恵まれ、最高の旅になりました。ありがとうございました。
8日目 ミュンヘンよりヘルシンキ経由で帰国 
 ドロミテ・チロルの花