北高尾~八王子城山(445m)
-kitakao~hachiozisiroyama-
  2013年04月07日(日)
行 程(4時間) 
高尾駅北口 9:00~10(BS小仏峠行き)
駒木野 9:20~25
地蔵台 10:10
摺指分岐 10:45~50
富士見台 11:25
天守閣跡 12:00~35
八王子城山跡 13:00~15
管理棟 13:45~14:20(BS高尾行き)
多摩森林科学園  15:00~16:00 
メンバー h.u.t.a.s.k.s2.t2.k2.…12名
山の会のメンバーに、植物にとても詳しい人がいる。皆が博士と呼んでいる。年2回一緒に行く山行があるが、なかなかゆっくり教えてもらえるチャンスがない。
今回は凸凹独占企画「博士と行く北高尾花ハイキング」と名打ったら12名も集まった。さすが博士の集客力はすごい。ちょうど上京中のS夫妻、横浜からTさんも参加した。
コースは博士に決めてもらい、北高尾山稜から八王子城山までのハイキングになった。
週末の天気予報が最悪で、日曜日は嵐のようだとの予報が出て、もうこれは絶対無理かと半分あきらめていた。土曜日の夜7時の予報で決めることにしたら、嵐は明け方までで天気は回復するとのこと。延期にすると参加できない人も多いので、予報を信じ決行することにした。
博士と行く花ハイキング
高尾駅に集合し、小仏峠行きバスに乗る。
 最近このバスもとっても混んでいるが、天気予報が最悪だったので中止した人も多いと見え空いている。
駒木野で下車し、小仏関所跡を見て道路を少し戻ると登山口がある。
小仏関所跡 駒木野から高尾山を望む
    沢沿いに進むと、ニリンソウやタチツボスミレなどいっぱい。早くもタカオスミレが見られた。 
道はなだらかなので、花の名前を聞きながらゆっくり歩く。他にもカキドオシ、セントウソウ・・・ 
 タカオスミレ  ムラサキケマン うぐいすの声も聞かれる。 
     
 シロバナタンポポ  ミミガタテンナンショウ マルバコンロンソウ 
登りにかかり30分ほどで、2体の地蔵がある地蔵平に着いた。新しいお地蔵様の後ろには、顔が消えかけた古いお地蔵さまも立っていた。     
ところどころでミツバツツジも咲いている。 
   登りにかかる 地蔵平 
  今日は花ハイキングと聞いていたので、もっと緩やかな道かと思っていたら話が違うとの声も聞こえる。   
結構アップダウンがある。裏高尾のお豆腐屋さんで有名な、摺指(するさし)分岐で一休み。 
 ミツバツツジ    摺指分岐
    最後の登りだという急坂を登る。 
楊枝に使う、クロモジの花があった。木はよい香りがする。 
今日は各地で強風が吹き荒れるというが、尾根に出たら帽子を飛ばされそうな強い風が吹いていた。 
 最後の登り   クロモジ  
富士見台は富士山の展望のよい所だが、あいにく今日は雲の中。     
ベンチもテーブルもあるので、ここでお弁当休憩にしようと思ったが、風が強過ぎもう少し先まで行くことにした。 
真っすぐ行くと陣馬山へ向かう。 
八王子城山はここで右折する。   富士見台 ここに富士山が見えるはず 
30名以上の団体さんがやって来た。ツアーのトレーニング山行だそうだ。「○○に登り隊」とかいうツアーかもしれない。こんな所にもツアーが来るようになった。
北高尾山稜はアップダウンが多く標高の割にはきついので、トレーニングには向いている。    
   八王子城址  
天守閣跡でお昼休憩し、城址に下る。 
途中に井戸があり、のどを潤す。 
八王子城は北条氏照が築いた、関東屈指の山城だったそうだ。 
 天守閣跡    井戸(飲料可)
     
 展望台より  ☆展望台  ヤマザクラと春の山々
展望台からはスカイツリーはじめ都心のビル群、うっすらと筑波山も見えた。山の上もこの強風で桜もすっかり散ってしまったが、ヤマザクラは咲いていた。 ヤマブキは見ごろで、鮮やかな黄色の花があちこちで目を引く。
     
 ☆タチツボスミレ ☆ツボスミレ  ☆ヤマブキ 
     ☆印写真はUさん
管理棟の所には真新しいガイダンス施設があった。展示スペースや休憩スペースがある。土日はバスがここまで入るので、時間までゆっくりできた。博士、これからも時々お願いします。
まだ早いので、高尾の多摩森林科学園へ寄って桜を見ようと話がまとまる。(続く)