榛名山1411m
-Harunasan-
 
 日 程  2001/11/20(火)晴れ
 行 程  コージツ7:00−渋川伊香保インター9:20−榛名湖9:50〜10:05−氷室山10:30−天目山11:05〜15−昼食11:50〜12:40〜スルス岩13:30−相馬山13:45〜14:15−ヤセオネ峠15:15−ベルツの湯15:40
コージツ月例山行   隊長 千崎、副隊長 鈴木、アシスタント 2名、隊員 28名
 榛名外輪山縦走 
 晩秋の一日榛名山外輪山を縦走した。  
 好天に恵まれ、終日榛名富士榛名湖を眺めながら静かなハイキングが楽しめた。
 榛名山は、今は簡単にロープウェイで登れる山になっている。私たちは湖畔でバスを降り、氷室山から峠を越えて相馬山まで歩くことになった。
 すっかり葉を落とした雑木林を透して榛名湖がきれいだ。   榛名湖と榛名山
  急な丸太の階段を登る。もう霜が下りていて木の階段は滑りやすい。所々ザクザクと霜柱を踏みしめて歩く。冬はすぐそこまでやってきている。
最初の峰、氷室山に到着。真っ白な谷川岳が見えた。雲と見分けがつかないようだ。
 少し下って、登り返したところが天目山だ。
 氷室山  
 のんびりと広い防火帯を進むと、車道を横切って七曲峠へ。   紅葉も終わり、行き交う人も少なく、広い尾根でお弁当を広げた。 
 北には美しい姿の榛名富士がそびえている。 ぽかぽかと暖かく気持ちいい。隊長がいれてくれた紅茶が温かく美味しかった。
    陽だまりの尾根でランチ  
   

ツツジ峠というくらいこの辺りはツツジが多い。初夏にはユウスゲも楽しめるらしい。

もう一度車道を横切り、磨墨岩(スルスイワ)を巻いて登ると、磨墨峠につく。 
 前方に相馬山の鋭鋒がひときわ高い。
 相馬山を目指す  ここは眺めもよく一休みする。
 赤い鳥居が現れ、相馬山分岐になる。  
 ここで私たちはザックやストックを降ろし、相馬山の岩場の急坂を鉄梯子を使って登った。鉄梯子はけっこう長く、ちょっとひやひやものだった。
 相馬山は信仰登山が盛んらしく、石碑や石像が並び、山頂には神社が祭ってあった。
 山頂のトイレは怖い。半分落ちかけている崖の上にあり、落ちないように鎖で引っ張ってある。(何かあったらトイレもろとも・・・)
 鉄梯子に注意しながら下り、雑木林と笹道をヤセオネ峠へ向かう。  相馬山分岐
   そこにはもう、バスが待っていてくれた。これがバス旅行の良さだ。時間を気にしないですむ。
 暖かい一日で、伊香保温泉ベルツの湯で汗を流す。ただ、ベルツの湯は概観のかっこいい建物とは裏腹に、設備もサービスもいまいちで、その割に値段も高く、あまりおすすめできない。
 今回の隊長の講義は『綿の下着はどうしてよくないか』『水を補給しなければいけないわけ』など。去年から時々参加している月例山行では、顔なじみも増え、和気あいあいとしてとても楽しい。
 相馬山鉄梯子