日連アルプス(460m)
-hidurealps-
 
  2012年01月23日(月)
行 程(3時間50分) 
高尾 9:01(JR大月行き)
藤野 9:15~20
日連大橋 9:30
八坂山登山口 9:55
八坂山 10:20~30
日連峰山 10:35
日連金剛山 10:45~50
杉峠 11:05(途中休憩)
鉢岡山 11:45~12:00
杉峠 12:25
メンバー:凸凹女子会・・・4名   藤野 13:10~14:07(高尾行き)
交通費:JR高尾⇔藤野\230×2  高尾 14:22
クマさん行きつけの床屋さん情報で、藤野に日連アルプスという山があることを知った。低山なので、新年山行にちょうどよいと行ってみることにした。
35日間も晴れの乾燥注意報が続いたが、数日前から雪が降ったり天気が悪くなった。この日も夕方から崩れる予報だったが行程も短いし、せっかく皆の予定が合ったので予定通り行くことにした。
藤野駅にある『ふじのね』という売店で、絵地図をもらって出発。(これが後で想定外に)
道間違い?
R20を左折、日連入口の信号を右折すると、日連大橋に出る。
橋の上からは銀雪の山々、エメラルドグリーンの相模川が美しい。ちょうど向かい側に見える連なりが、日連アルプスのようだ。
日連大橋から見る日連アルプス 八坂山登山口
橋を渡ると登り坂になり、絵地図では藤野小の辺りで左折している。通り過ぎてしまったようなので、郵便局の所を左折した。「山咲」という派手な扇の居酒屋があり、ここが八坂山登山口(案内板あり)だった。 
だが、私達の予定では、最初に金剛山に登ることになっていた。どうやら最初から絵地図とは違ったようだ。まあ、こうなったら八坂山に登っていこうと、急きょ予定変更。(何事もアバウトなB型4人なのです)
少し行った所に湧水がある。水場の横を登る。
低山だが一気に上るので、かなりの急登。数か所トラロープも付いている。山頂手前からもあった。
登山口から30分足らずで八坂山へ。 
八坂山への急登 積雪あり
想定外の八坂山へ
予定にはなかった八坂山だったが、とても展望がよい
今日は曇り空だが、富士山は望めないものの、西丹沢、道志、中央線沿線の山々、奥多摩方面までぐるっと見える。 
山座同定の標識まであった。 八坂山(420m) 西丹沢、道志方面(八坂山より)
 
扇山~権現山~奥多摩(日連峰山より) 日連峰山(423m)
八坂山より日連峰山までは、一登り2分で着く。ここからも展望が大きく開け、素晴らしい眺めだ。
これは間違えてよかった。
尾根に出ると、手作り案内板があった。右折して15分ほどで最初の目的だった金剛山に着いた。
尾根分岐 金剛山(420m)
祠があり、樹木で鬱蒼としているが西側は開けている。雲が低くなり、あまり展望は望めない。 
さっきの道を峰山分岐まで戻り、杉峠へ向かう。急な下りが続く。雪が残っているので滑りやすい。
下りきると笹が多くなり、人家がすぐ下に見えてきた。新和田峠への分岐は悪路だということなので、杉峠まで進むことにした。
雪の尾根道 杉峠
杉峠は五差路になっている。新和田峠へ行き、林道を登る。
183番鉄塔を過ぎると、途中の山の上に建物が見える、右手には鉄骨だけの廃屋があった。その先にはなぜか、車が捨てられていた。
平になったシイタケ栽培地脇で、おやつタイム。
鉄骨だけの廃屋 鉢岡山へ
鉢岡山へは、急坂が続き雪も多い。雪大好きシャベイさんは、大はしゃぎ。 
鉢岡山にはアンテナが立ち、広い。積雪が10センチほど。
一時薄日が射したが、厚い雲に覆われ展望はなくなった。
ここは、戦国時代「烽火台」だったと書いてある。「夕日の山」としても知られているらしい。
鉢岡山(460m) 新和田峠
   雨、撤退
下りは急なのでアイゼンをつけることにした(今年初装着)。 
新和田峠へ着く頃雨が落ちてきた。予報より早い。ザックカバーをかけ、杉峠へ向かう。この先どうするか相談した結果「無理は止め、下山しよう」ということになり、杉峠から藤野駅にショートカットする。 
雨はだんだんひどくなり、途中の林で雨具も着た。杉峠から藤野駅までは45分。ちょっと物足りなかったが、早い決断をしてよかった。またの機会に、計画通り歩き通そう。 
 ゆずの尊(みこと)  十分すぎる程の寒さ対策をして行ったが、風もなく暖かい一日だった。
お弁当も食べられなかったので、駅前の福祉の店アップルで温かいうどんを注文し、お弁当も広げさせてもらったら、美味しい白菜漬けまでサービスしてくれた。帰りに、偉そうな名前のポン酢”ゆずの尊”を買った。
凸凹女子会は、晴れ女パワー全開だったが、新年早々降られ、今年は陰りが見えてきたのか?