檜岳(1167m)シダンゴ山(758m
-hinokidakka~shidangoyama-
2013/4/22(月)晴れ時々曇り  
 檜岳と書いて、ヒノキダッカと読む。数年前からSさんが行ってみたいと言っていた。私はそれまで聞いたこともなく、何処にあるかもわからなかった。地図を見ると、アプローチも長く行程も長そうだ。
でもヒノキダッカなんて、ちょっと通っぽくマニアックな感じがし興味がわく。 
ここのところ簡単ハイキングばかりだったのであまり自信がないが、久々にロングコースにチャレンジしてみたい。充実の山歩きになりそうだ。 
  町田 6:19
新松田 7:02(タクシー)
寄大橋 7:30~40
登山口 8:00~40(道間違い)
鍋割峠分岐 9:55
雨山峠 10:35~40
雨山 11:20
檜岳  11:55~12:20 
伊勢沢ノ頭  12:50~55 
 秦野峠 14:45 
林道秦野峠  14:10~25 
シダンゴ山  15:10~25 
 寄 16:20~55 
タクシー新松田→寄大橋(¥4490)、BS寄→新松田(¥510) メンバー: 凸凹4名(s.j.k2)  新松田 17:20~21:09
7時に新松田の駅で待ち合わせ、タクシーで寄(ヤドリギ)大橋へと向かう。長い林道歩きを1時間短縮できる。
週末は季節外れの雪が降ったところもあり寒かったが、今朝はよい天気になった。気温は低く肌寒い。
管理棟で登山届を提出。 寄大橋 ゲート
    20分ほどで林道が終わり、登山口へ着いた。標識は、雨山峠へは右を指している。
ガイドブックには、初心者は成長の森方向へ行き沢を渡ると書いてあるという。確かに目の前には標識と、寄沢の急な流れがある。  
  登山口 急な寄沢(この標識に惑わされる)   
この沢を渡るようだ。水量が多く流れも速い。飛び石は水を被り、飛び越えるには勇気がいる。Jさんに続き、次々と向こう岸へ着地成功。  
  道間違い・カモシカ遭遇
急坂を登って行くが、成長の森の案内だけで、雨山峠への標識は出て来ない。ちょっと不安。。。
ニホンカモシカがいた!鹿には時々会うが、カモシカにあったのは初めてだ。やさしい目をして見ていた。でも、カモシカさんに聞いてもわからないし。 
しばらく登ったが、これは間違えたのでは?頭上は明るくなり、尾根はすぐそこに見える。だが話し合いの結果、振り出しに戻ることにした。
カモシカ 30分以上ロスしてしまった。またやってしまった。
  沢沿いを遡行  
仕切り直して、登山口の標識通りに雨山峠方向へ登る。 
すぐに新しい標識があり、『右登山道、雨山峠へ、左成長の森へ沢を渡る』とある。ここのことだったのだ。手書きで小さく雨山峠近道とも書いてあった。 
 左成長の森へ沢を渡る・右登山道、雨山峠   広い河原と新緑(左岸へ) 
    沢の水量も少なく簡単に渡れた。 
右へ左へと渡渉を繰り返すが、さっきのような大変なところはない。 
周りの山々は新緑が瑞々しい。ところどころヤマザクラやミツバツツジが彩りを添える。 
珍しいミツバアケビの花を見た。 
 新しい標識が多い  右岸へ  
この山行をするにあたり、いろいろ情報を調べたが、沢沿いの河原で迷ったとか、わかりにくいと書いてあった。    
最近設置されたのか新しい標識もあり、赤テープも多く注意していれば迷うようなところは少なかった。  
   赤テープ、赤ペンキ印も多い  ガレた鎖場
     
崩れかけた道  橋を渡る  釜場平・雨山峠1.6km 
    釜場平はベンチがあったが、水分補給だけにし先へ行く。 
時々沢を離れるが、また沢へ下りる。鉄階段を降りた所がコシバサワだった。ここが鍋割峠分岐のようだ。危険×マークがあった。 
鉄階段を下る   コシバサワ方面危険!雨山峠○の矢印  
ガレたところや砂地で崩れかけた所には、鎖や梯子がある。     
このコースは、ずっと沢沿いを遡行するので、雨の日や多雨のあとは避けた方がよい。 
最後の鉄梯子かと思ったが、また涸れ沢に下る。 
  鎖場足元注意  鉄梯子・雨山峠0.5km 
    尾根が近くなり見上げれば、澄みきった青空、木々は芽吹き初めたばかり。とても気持ちのよい、変化に富んだコースだ。 
丹沢は沢沿いに行く道も多いが、これほど長い道のりを歩いたことはない。 
ミツバツツジ咲く沢   涸れ沢を登る
流されないようにか、ロープを渡し標識がつるされていた。     
どうやら最後の階段らしい。登りきったところが雨山峠だった。 
道間違いのため、30分以上ロスしたが、3時間近くかかりやっと到着。 
   ロープでつるした標識   最後の鉄階段
テーブルがあるので、ティータイム。今日初めて会う登山者が、鍋割山からやって来た。     
ここのところの寒さで白さを増した富士山が、美しい姿を見せてくれた。 
後半の檜岳は次頁へ続く   雨山峠 富士山展望