日野七福神巡り(東京)
-hinoshichifukuzin-
   2011年1月3日(月)
行程(6時間)
平山城址公園駅 8:50~9:00
 宗印寺 9:05~15 
善正寺 10:05~20
延命寺 10:35~45
高幡不動 11:15~40
アンジュナ(ランチ) 11:45~12:30
安養寺 13:10~25
石田寺 13:40~50
真照寺 14:40~15:00
百草園駅 15:20
 七福神色紙300円+御朱印(スタンプ)代300円×7   メンバー 凸凹女子会・・・3名
 恒例になった七福神巡り、6回目となる今年は、日野の七福神を廻ることにした。
 まだ歴史は浅いが、京王線、モノレールに近くアクセスがよいので、最近歩く人も増えているそうだ。
 日程も、去年と同じ3日にしたが、一人ドタキャンがあり、今年は3人で歩くことになった。
  平山城址公園駅に集合し、まずは宗印寺へ向かう。関東は穏やかなお正月が続き、今日も晴れて風もなく、絶好のウォーキング日和。
① 宗印寺(布袋尊)
平山城址公園駅を降り、すぐ前の北野街道を横切ると、七福神の赤い旗が見える。宗印寺は小高い所にある。
 義経ゆかりの武将平山季重の墓所がある。
色紙を買い求め、ご朱印を押してもらう。
宗印寺 布袋尊
 手書きのご朱印ならわかるが、ただのスタンプだけなのに300円はちょっと高い。7か所廻ると、色紙代も含め2400円かかる。
 川越のように、自由に押せるスタンプを用意しておいてくれればいいのにと思うが、神社仏閣はお正月が稼ぎ時なのかもしれない。今まで廻った中で、日野が一番高かった。
  緑と清流の故郷日野
北野街道を越え、平山橋で浅川を渡る。それからは水のきれいな豊田用水沿いに東へ進む。
豊田用水は、各家に橋がかけられ、水が豊富で、昔は野菜を洗ったり、洗濯をしたのかもしれない。
 カモや大きな鯉が気持ち良さそうに泳いでいた。
 豊田用水 広い敷地のお屋敷が続いている。   黒板塀と、立派なお蔵のお屋敷
 ② 善正寺(大黒天)    
 近くには、イチゴ農園があり、ビニールハウスをのぞくと、真っ赤なイチゴが美味しそう。 
 「子宝・大黒天」のお堂がある。もう誰も関係ないけど。
善正寺は大きなお寺で、裏の小高い丘からは大仏さまが見下ろしていた。 
   善正寺 大黒天 
  次の延命寺には、陸橋をくぐり、蕎麦屋「たま川」(休み)の角を曲がる。
更に豊田用水に沿って東へ進むと、日野第二小学校があり、その先に3つ目の延命寺がある。
善正寺の庭にあった七福神  善正寺の裏からは大仏が見下ろす   
 ③ 延命寺(寿老尊)  
どこのお寺もロウバイが見頃で、よい香りがする。梅もちらほら咲き始めていた。 
 ここからは、浅川沿いの土手に沿って歩く。河川敷では、大規模な工事が行われていた。
 今日は多摩丘陵の見晴らしも良い。
   延命寺  延命寺・寿老尊
   
 延命寺のロウバイと梅   浅川沿いで見かけたポニー   高幡橋(川の向こうには五重塔が見える) 
 モンゴルのパオのような建物の市民プールを過ぎると、なんと、こんな所に白と黒の毛がフサフサのぬいぐるみのようなポニーが食事中だった。 
 高幡橋を渡り、だんだん人通りの多くなってきた、高幡不動へと向かう。   
    ④ 高幡不動(金剛寺)(弁財天)
 やはり他のお寺と違い、高幡不動はものすごい混雑だった。
所狭しと屋台も出て、初詣の人でごった返していた。
 やっとのことで、七福神の社務所をみつけ、ご朱印をいただく。弁財天までたどり着くのも容易ではなかった。
 高幡不動  金剛寺(弁財天) 五重塔の手前の池の中にあった。 
 ランチはインドカレー  
 そろそろお腹もすいてきた。Sさんお勧め、インドカレーの店”アンジュナ”でランチにした。いつも混んでいるらしいが、お正月だからか空いていた。
 私は、季節の野菜とマイルドチキンカレーとナンセット。お節に飽きていたので、美味しかった。
 そしてこれも有名だという、マロニエ高幡ロールをお土産に買った。
  アンジュナのインドカレー   マロニエの高幡ロール
 腹ごしらえも出来たし、駅前の京王ストアの地下道をくぐり、潤徳小学校の前を通り、ふれあい橋(歩行者のみ)を渡る。
   ⑤ 安養寺(毘沙門天)  
 20号バイパスに出ると、日野税務署の近くにある、5つ目の安養寺へと向かう。
 日野七福神では、安養寺で初めて茶菓の接待があった。日本茶にヨックモックのクッキー付きでした。去年の青梅では、全寺で何かしら用意されていたのに。。。  
  ふれあい橋    安養寺
 安養寺から万願寺駅の途中には土方歳三の生家があり、今では土方歳三記念館として公開されている。
  ⑤ 石田寺(福禄寿)
次の石田寺(せきでんじ)はモノレールをくぐり、いなげやの角を曲がる。
日野高校のすぐ近くにある。境内にはカヤの大木があり、ここには土方歳三の墓もある。 
安養寺毘沙門天    石田寺
    土方さんだらけ
 ハンサムだったので歴女ファンも多いと見え、お供え物がたくさん置かれていた。
この寺のお墓は、見渡すところほとんどが土方姓だった。
  この辺りの家も土方姓が多く、店の看板にも土方建材などと土方さんだらけだった。
 福禄寿 土方歳三の墓   
浅川を行ったり来たりするが、最後の真照寺に向け、新井橋を渡る。 
 落合道と呼ばれ、日野宿や石田村から百草方面への昔からの道が近道だと書かれていたが、よくわからず住宅街を抜けながら百草園駅を目指した。
 この住宅街を歩いていても、きれいな用水路が多く、清流の故郷というのもうなずける。
 川崎街道に出て、左方向にしばらく行くとわかくさ幼稚園がある。その先に赤い旗を見つけた。
 ⑦ 真照寺(恵比寿天)    
 真照寺で7つ廻ったので、ここで最後のご朱印を押してもらい、記念品をもらった。今夜はゆっくり疲れをいやして下さいと、入浴剤が入っていた。
 ご朱印帳に書いてもらうと、ここは500円もする。京都の有名なお寺でも、そんなに高い所はないらしいのに。
   真照寺 恵比寿天 
  隣の日野市は、よく知っているようで、知らないところがたくさんあった。歩いてみると意外な新発見があって楽しい。   
最後にアルティアーノジェラテリアというジェラードアイス工房に行くのを楽しみにしていたが、とうとう見つからなかった。もう少し、新宿よりだったと後でわかり、それだけが心残り。 
 でも、高幡ロールはフワフワで美味しかった。
 完歩しました!   色紙と記念品