景信山(ヤゴ沢コース)(727m)
-kagenobuyama(yagosawa)-
  2012年07月17日(火)
行 程(5時間10分) 
高尾 7:56~8:12発(小仏行き)
小仏 8:30
ヤゴ沢分岐 8:50
水場 9:20
登山道合流 9:50
景信山 10:00~10:30
堂所山 11:25~12:00
関場峠 12:25
分岐 12:50
№75鉄塔 13:00
林道 13:10
夕焼小焼 13:40~14:32発(高尾行き)
メンバー:凸凹女子会・・・3名   交通費:BS\220+490 高尾 15:05
梅雨明けの猛暑日(八王子の最高気温37.5度)、景信山のルートでここだけ残していたヤゴ沢コースを歩いた。このコースは、昭文社の地図には載っていないがよく整備されていた。
景信山は、小仏峠からのメインルート南東尾根コース砂利窪コース東尾根コース(バリエーションルート)はすでに歩いたので、いつかヤゴ沢を登ってみたいと思っていた。
高尾駅発小仏行きは、平日にもかかわらず満員。こんなに暑くても元気な中高年は多く驚いた。(私達もその仲間かもしれないが)
ヤゴ沢コース
小仏バス停で下車し、林道を登って行く。南東尾根コースの登山口を過ぎると、少し行った所がヤゴ沢コース分岐になる。
始めは沢沿いに緩やかに上る。
ヤゴ沢入口 沢沿い
コースの半分は沢沿いなので、とても涼しい。水音がいい気持ちだ。沢ガニを見つけた。
初めて歩くがよく整備され、迷うようなところはなかった。
岩清水があり、冷たい水でのどを潤す。
サワガニ 水場
いつもは「つまらない、暗い」と文句を言っている杉林だが、暑いこの時期日影はありがたい。
上半分は杉林の急坂をジグザグに上る。
登り終わると登山道に合流する。山頂は間近だ。
ジグザグの登り オカトラノオ
    夏の花も盛りで、オカトラノオはあちこちで群生していた。 
ミズヒキ、オオバギボウシ、ホタルブクロ、アカショウマなども見られた。 
 ホタルブクロ ギボウシ   
やっぱり山は気持ちいい~
茶店は閉まっているが、景信山は結構にぎわっていた。
たっぷり汗をかき、風が気持ちよい山頂でゆっくりティータイム。富士山には雲がかかるが、展望もよい。
高尾城山方面と丹沢山系 北東の展望
私達は今回、下山ルートは成り行きまかせだったので、これからどうするか相談した。「いつかのリベンジをしよう」と意見が一致。
去年夕焼け小焼けに下るバリエーションルートで間違えて、ヤブ漕ぎをしいられたり、壊れかけた橋を渡ったりした。あの時一緒に行った2Fさんはすでにリベンジを果たし「簡単だったよ」と言っている。
  まずは堂所山を目指す。
高尾陣馬縦走ルートを歩くのは久しぶりだが、道が少し変わっていた。以前の巻道はロープが張ってある。
手軽なこのコース、行き交う人も多い。
堂所山  奥多摩方面展望
大きな木に赤いキイチゴのような実がついていた。和紙になるコウゾだと後で知る。実が食べられるとは知らなかった。
木の根がはびこる急坂を登ると、堂所山に着く。風が気持ちよくベンチで昼寝をしている人がいた。私達もお弁当を広げた。歩いていると暑いが、木陰で休んでいると汗がひく。やっぱり山は気持ちいい。
関場峠を過ぎた辺りから要注意。以前間違えた所を過ぎ、地図を見ながら、送電線をチェックしながら進む。
また間違えたら、2Fさんに馬鹿にされそうだ。 以前間違えた場所
「新多摩線コース」リベンジ
道がカーブした辺りと思っていたら、黄色い杭が立ち、№75と74鉄塔と矢印があった。ここだ! 
そこを下って行くと、黒いプラスチックで階段が続いていた。
№75と74鉄塔の杭 №75鉄塔
杉林をズンズン下ると、№75鉄塔があった。更に階段は続きあっけないほど簡単に林道に降り立つ。
後は林道を30分ほど歩くと夕焼け小焼けバス停に着く。このコースは、ほとんど日影でよかった。 
プラスチックの階段下る 林道終点
わかってしまうと、な~んだ。と思うが、これも一度間違えたから言えること。
夕焼け小焼けの里で、水分の抜けた体に沁み渡る冷たい炭酸飲料を補給したり、野菜を買ったりしてバスを待つ。
沢沿いのヤゴ沢コースは夏にちょうどよい、気持ちのよいルートだった。近場でこんなよい所があるとは知らなかった。高尾周辺はほとんど歩いたと思ったが、まだまだ知らない道がありそうだ。