植物観察会10月
ー小野路ー
2022/10/03(月)曇りのち晴れ28℃  
3回目の植物観察会ステップアップコースの案内が来た。これは講師は付かず、資料に基づき自分たちで好きな日に観察して歩くことになっている。
10月に入り少し涼しくなることを期待して行ってきた。急遽小野路を歩きたいというTさんが参加して、3人で行った。朝晩は少し涼しくなったが、10月に入ったのにまだ夏のような陽気だ。 
小野路はJさんがよく歩いているので、心強い。
行程一本杉公園9:50-恵泉女子大-実験ほ場-三叉路-関屋の切り通し-里山交流館12:00~45-万松寺-万松寺谷戸-里山交流館-小野路バス停-一本杉公園13:40・・・約3時間30分        メンバー:J・Y・T
一本杉公園
一本杉公園に集合し、スタジイの巨木を見てスタート。1本でも森のようだ。
次は花と実が見られるかもしれないエンジュの木を探す。ニセアカシアに似ているそうだが?
今は水がない人口の川の先を下るとありました。花は終盤だが、実もついていた。 
   スタジイ(多摩市天然記念物)高さ16m 幹回り3.6m
 エンジュ ハエドクソウ
 
エンジュ(花・実) マツバラン(石垣に着生) オオハナワラビ(ケヤキの周り群生)
グランドの周りの石垣にマツバランが着生しているそうだが、行ったり来たりするが見つからない。長く伸びている似たものがあった。スマホで検索すると、これのようだ。 
恵泉女子大に植栽されたブナが3本あるようで、周辺を探す。ブナは山で見るもっと太い木を想像していたが細い! これだ。
   タマノカンアオイ  細いブナ(植栽)
 小野路 駐車場の間に小野路への入り口がある。ちょっとわかりにくい。 
  クルマバザクロソウは花も小さく、実は肉眼ではわからなかったが拡大してみると、確かにザクロのような赤い実が見える。     
道端や放棄畑を探していると「観察会の方ですか?」と声をかけられた。 
 クルマバザクロソウ   カラスウリ  ハナタデ 
  その男性は、一度来たがわからない植物があったのでまた来たそうだ。   
見てきた花を教えてあげた。ワレモコウもみつからなかったそうだ。 
 ウリクサ   カラスノゴマ   ヒヨドリジョウゴ
      資料にない花も沢山見られたが、季節も変わりすでに咲き終わった花もあるようだ。コマツナギ、ナンテンハギはなかった。 
三叉路にあるアオナリヒラは全体に緑色が強い。節も長く普通の竹とは違う。 
 トロロアオイ  ワタ アオナリヒラ  
      野菜の無人販売があった。バターナッツかぼちゃを買ったTさんは、「スープを作ったらとても美味しかった。生でサラダにもした。」とLineがきた。
ワレモコウもTさんが見つけた。3人いると違う。 
 アズマネザサ ワレモコウ   ヤマハッカ  
       
コモチシダ  セイタカアワダチソウ   ムラサキアオゲイトウ  関屋の切り通し
関屋の切り通しを抜け、小野路宿に出る。       
里山交流館で、かき揚げうどんとブルーベリージュースで昼食にした。
Tさんはここからバスで帰ることになり、私達は万松寺谷戸の田んぼへ行く。
   カシワバハグマ ノササゲ  ヤクシソウ 
   
 六地蔵
 まずは坂道を上り万松寺へ。途中に六地蔵がある。この道は大山道と書いてあった。
 万松寺には立派なカヤの木がある。
   
 アカバナ ヨメナ  万松寺のカヤ 
       
 アカネ ミズオオバコ  アギナシ  コナギ 
Jさんの案内があったので、迷うところなくスムーズに行ってこられた。日向は暑かったが、日影は涼しく秋を感じる。先生について教わりながら歩くのもいいが、こうして予習をして、図鑑やスマホを駆使しながら探して歩くのはとても楽しい。