多摩丘陵の植物観察会
ー秋編ー
2022/10/29(土)晴れ22℃  
市で募集のあった植物観察会に申し込んだら、珍しく当たった。集合場所の南大沢駅前に行くと、知り合いのYさんも参加していた。7~8名ずつ2班に分かれ、リーダーとスタッフがついた。
10月も終わりなので花は少ない。木の説明が多かった。
行程一南大沢駅9:30-線路沿い緑道-清水入緑地-南大沢南交差点-長池公園(昼食)-公園内観察-長池解散14:30
 参加者:15~16名  行程:約5時間
まずは緑道の木々の説明を聞く。だいぶ色づいてきて、カツラの葉は黄葉してきれいだった。実をつけている木も多い。
近くで、こんなにもいろんな種類の木があるとは知らなかった。 
モミジバフウ イロハモミジ コマユミ
シロダモ キヅタ(フユヅタ) ナツヅタ(紅葉する) ビワ
       
 ツワブキ アカシデ   ネズミモチ  カツラ
     
 清水入緑地  ユズリハ  イボタノキ  ムラサキシキブ
     
 ガマズミ  トチノキ   ジャケツイバラ  オトコヨウゾメ
 これより長池公園に入る。ちょうどテイカカズラの実が弾け綿毛が飛び立とうとしていた。      
 キジョランの花が咲いていたが、実の種が飛ぶのは去年の種だそうだ。 
 キジョラン テイカカズラ(実)→綿毛  
昼食後、自然館の館長の話を聞く。中庭で保護しているハチオウジアザミの説明を聞いた。公園に移すと交雑して本物が絶えてしまうそうだ。
ハチオウジアザミとタイアザミの違いを教わったが、素人にはわかりにくい。
キミノガマズミ ハンノキとハチオウジアザミの前で
筑池のかいぼりをしたとき、ジュンサイなど絶滅危惧種が現れた話も興味深かった。
園内にはアズマレイジンソウ、セキヤノアキチョウジ、サクラタデなど見られた。 
セキヤノアキチョウジ タイアザミ ハチオウジアザミ 長池の広場で解散となる。
アズマレイジンソウ イヌザンショウ メナモミ(茎に毛が密生) オナモミ(衣服にくっつく)
よく歩いている多摩丘陵でも、木々のことはほとんどわからないので、教えていただきよかった。機会があったらまた参加しよう。秋晴れの一日で気持ちよく歩けた。