植物観察会(古淵~忠生)
ー春ー
2023/04/04(火)晴れ21℃  
今回の植物観察会は「古淵~忠生」へ行った。地名は知っているが、初めての街だ。JR古淵駅に集合した。
この観察会はステップアップコースで講師はつかず、資料が送られてきて、地図を見ながら好きな時に自分たちで観察する。道間違い、見落としなど失敗もあるが、知らない町を宝探しのように歩くのはとても楽しい。(「道端の草探しがそんなに楽しいの?」という友人たちもいるが・・・)
行程:古淵10:00-鹿嶋神社-古淵市民緑地-境川-木曽西-福昌寺11:30-町田街道(昼食)-忠生公園-山崎緑地-忠生公園入口14:04-バス-多摩境
行程:4時間 
まずは鹿嶋神社に向かう。広い境内にはヤブツバキケヤキヒノキシラカシなどの樹林がある。
御神木のケヤキは枯死寸前で、次世代の若木が育っていた。 
鹿嶋神社 御神木ケヤキ 次世代のケヤキ
やっとヒノキと杉の違いも葉を見てわかるようになった。
この辺りは大きな屋敷が多く、ケヤキの大木も多く見られた。 
屋敷林のケヤキの大木に着生するヤドリギ→ 
ヒノキ スギ ケヤキに着生するヤドリギ
相模原市マンホール かわじま坂を右へ下る(境川へ) 古淵一丁目市民緑地
セントウソウ コンロンソウ キュウリグサ ハナウド(蕾)
ケヤキの立並ぶ林床には、ニリンソウムラサキケマンが多く見られた。
日当たりのよいところにはセントウソウコンロンソウキュウリグサ
次は境川を渡り、住宅地を行く。
ニリンソウ キヅタ
私が道間違いし、Jさんがすぐに気付き、橋まで戻り事なきを得た。
木曾西の福昌寺は、境内は一般開放されていないと注意書きがあったのに、気付かず入ってしまいあわてて出る。
境川 住宅地の細い道を行く 住宅の間には畑や桑の木  
     
 幹が空洞のケヤキ  福昌寺 枝垂桜と大銀杏 
交通量の多い町田街道に出た。飲食店も多く、昼食にラーメン店に入る。      
道路を渡ると忠生公園だ。木曽口から入る。多摩丘陵の始まり、谷戸を中心にした公園で湧水も多く、ワサビ田跡もあった。
 忠生公園木曽口 ミミガタテンナンショウ  ミヤマシラスゲ 
      
 ワサビ田跡  セキショウ   ムラサキケマン
  カタクリは時期的に遅く、 もうツツジが咲き始めていた。カサスゲだと思ったものがミヤマシラスゲのようだ。ニリンソウムラサキケマンタネツケバナは多かった。大島桜の白い花も咲いていた。  
園内の『ガニやら自然館』も覗いたが、昆虫や鳥が多く植物はあまりなかった。 
外に出て、山崎特別緑地に行く。シバヤナギが多い雑木林はよく整備されていた。
 ヤエムグラ  ニリンソウヒトリシズカが咲いていた。  ヒトリシズカ
最後疲れてきたからか、忠生公園内やきれいなシバヤナギの林の写真を取り忘れてしまった。 
忠生公園から橋本行きのバスが出ていることがわかり、バスで帰った。意外と近い。