笠ヶ岳2897m(北アルプス
-kasagatake-
2007/08/17-20
平成19年8月18日(土) 参加者6名で出発
新穂高温泉バスターミナルに5時45分集合。1年ぶりの顔合わせの人もいる。だが、田中ファミリーのmisaちゃんが、熱っぽく具合が悪いと言う。迷った末今回は見合わせることになり、makoママも付きそって帰ることになった。山は無理はできないので、残念だが今年は6名でのスタートとなった。
天気は上々。予定より20分遅れで、6時50分出発。
ウォーミングアップで、林道を緩やかに登る。
新穂高温泉バスターミナルで全員集合
歩いていると、時々とっても涼しい風を感じる。岩の間から風穴のように、天然クーラーのような冷たい風が出てくる。
笠新道近くになるとブナなどの大木が茂り、日をさえぎってくれる。こんな道が続くといいのだが。まずは笠新道登山口の水場と、わさび平小屋で休憩を取る。
しばらくすると、小池新道の山道に入る。
1箇所土砂が崩れ、道が狭くなっていた。
わさび平小屋 白い石がゴロゴロした歩きにくい道が続く。
ブナが多くなってきた林道を行く 冷えたトマト、キュウリ、りんごがおいしそう〜
白い川原沿いの道
行く前に、友人から「鏡平までの登りは、沢沿いの白い石がまぶしいので、サングラス必携よ。」とアドバイスを受けていたが、わさび平小屋を過ぎると、本当にずっと白い石がゴロゴロした沢沿いを進むことになった。
天気がよいのはありがたいが、日差しがきつい。気温もだいぶ上がってきた。暑さに弱い私は、念のため首の後ろに冷えピタシートを貼る。
ほどな雪渓の残る秩父沢に出た。丸太橋を渡る。7月中旬から10月いっぱいだけかけられているそうだ。
暑いときは水場が多くて助かる。 小池新道 秩父沢
手が切れそうな冷たい水で、顔を洗ったり、タオルを濡らして汗をぬぐった。汗が引いていく。
徐々に高度が上がるが、槍や穂高には雲がかかりまだ姿を見せない。焼岳や西穂あたり、ロープウェイは見えている。
センジュガンピ、シラネニンジン、ミヤマホツツジなど花も多く見られるようになった。(笠ヶ岳の花畑はこちら)
小広くなったところで休憩をとっていると、双六に26回目と言うアラマキミツオさんという、写真やイラストをやっている人に話を聞けた。(HPはこちら)
ゆっくりペースで登るが、年齢差の大きいパーティーなので徐々に差が開く。先発隊が、小屋に予約人数の変更を伝えることになった。
イタドリヶ原、シシウドヶ原と登ると、分かれ道があり、「左・・・ゴロゴロ石の真っ直ぐコース。右・・・楽々やさしいぐねぐねコース」の標識があった。迷わず、楽々へ。
シシウドヶ原
木道の先には鏡池があった。雲が多く、雑誌に載っているような槍や穂高の稜線は写っていない。
鏡池山荘到着
後発隊も30分遅れで元気に到着。落ち着いたら寒くなってきたが、薄手のダウンやフリースを着て、小屋のテラスでかんぱ〜い〜!
夕食後、鏡池に行ってみたが、西鎌尾根の稜線はよく見えるのに、槍・穂高は残念ながらまだ雲の中。
鏡池への木道 鏡池
鏡池山荘は、きれいで、小屋の人も親切だった。チャーリーが話をつけていてくれたので、6人で広い個室がもらえた。マウンテンビューのよい部屋だった。
気温10度と寒くなってきた。
部屋に戻って、窓から外を見ると、なんと!雲が切れ、ピンク色に染まった槍ヶ岳がやっと姿を見せてくれた。明日の天気予報もよい方に変わっていた。
ビールとカキ氷で乾杯〜! 鏡平山荘夕食
日が落ち、辺りが暗くなると、槍の肩の小屋に灯りがともった。明日に期待を馳せ早々に就寝。
chizuさんは夜中に起き、空いっぱいのの中にオリオン座をみつけたそうだ。
画像クリックで拡大(肩の小屋も見えました) 鏡池小屋→