鹿島槍ヶ岳2889m・爺ヶ岳2670m(北アルプス)
-kashimayarigatake/ziigatake-
 8月23日(火) 
 朝3時半に起きるが、今日も雨。小屋で朝食をすませ、5時20分出発。
 朝食メニュー(ベーコンとほうれん草のリゾット、パン、グレープフルーツ、コーヒーor紅茶)
 このメンバーは皆食欲旺盛で、美味しいものを食べることには労力は惜しまない。メニューも豊富でどれもおいしかった。最後はほとんど食べ尽くし、食料も底をついた。

冷池山荘は小屋もきれいで、部屋も清潔だったし、スッタフも感じよかった。

 冷池山荘出発5:25
 残念なことに乾燥室が温風ではなく風だけだったので、雨具が乾かずまた冷たいまま着なければならなかった。
     出発する頃には雨はやみ、ガスで真っ白な中を冷乗越へと登る。ナナカマドはもう赤く色づいていた。
 種池山荘まではほとんど登りで、2時間半かかる。
 爺ヶ岳付近ではまたライチョウの姿を見ることが出来た。
 冷乗越  ガスの中爺ヶ岳付近  展望もない真っ白な中を歩いていると、可愛い姿にほっとする。

後から八峰キレットからきたという、健脚そうな中高年グループが追い抜いていった。天気がよくても相当の難所だというのに、この天気ですごい人たちはいるものだ。

 

種池山荘で温かいコーヒーを飲んで、一休みした。スッタフの一人がストーブをつけてくれた。冷えた体を暖め、記念にバンダナやTシャツを買って小屋を後にし、扇沢へと向かった。

 今回天気はあまりよくなかったが、リーダーや皆の励ましもあり、全員が無事鹿島槍ヶ岳に登頂することができた。 
 ガレ場のくだり
  そして初めての自炊。荷物は重かったが、皆でピーマンやにんじんを切ったり、食事の準備をするのも、また大勢で食べるのもとても楽しかった。それになんといっても、メニューが豊富で美味しかった。
 この山は、コースも危険なところはあまりなく、道もよく整備されていた。 この時期にしては、花も多く、50種類以上も見ることができた。
 下山後は大町温泉”薬師の湯”で汗を流した。そして最後にまた大失敗が。。。
 花畑(ハクサンフウロ・・・)  登山口にストックを置き忘れたのではないかと、後から来た山の会の団体さんが教えてくれた。温泉から出て、あわてて戻ってみると、ちゃんとベンチに乗っていた。
 〜秋の気配を感じる花と実(画像クリックで拡大します)〜
チシマギキョウ タテヤマオミナエシ ハクサントリカブト ミヤマリンドウ オヤマリンドウ
シモツケソウ タカネビランジ タカネマツムシソウ タテヤマウツボグサ トウヤクリンドウ
アカモノ ベニバナイチゴ エンレイソウ ゴゼンタチバナ コケモモ
ナナカマド オオヒョウタンボク サンカヨウ タケシマラン? ウラシマツツジ