茅ヶ岳1704m(山梨)
-kayagatake-
年月日 2007年11月23日(金)
行 程 往 路 復 路
6:35 八王子 16:10
8:45 韮崎IC(中央高速) 14:30
9:00〜10 深田公園PK 14:00〜15
9:35 林道出合 13:35
10:10〜20 女岩 13:00
10:55〜11:10 稜線のコル 12:35
11:30 茅ヶ岳(ランチ) 12:15
メンバー kuma.yukky
kumaさんが9月末に肋骨を骨折し、やっと復活したので、山梨の茅ヶ岳に登った。深田久弥終焉の地としても有名な山で、ニセ八ツとも呼ばれている。八ヶ岳が雲に隠れているときなどは、間違えやすい。
3連休の初日、覚悟はしていたが、八王子ICはETCのゲートに行列ができ、入った先が詰まっていた。結局、上野原あたりまで混んでいた。
深田公園駐車場に9時頃着いたが、もういっぱい停まっていた
深田公園駐車場 登山道には大きな霜柱(この冬初)
晴男クマさんなので、今日もよい天気で絶好の登山日和となった。駐車場から右に林道を少し行くと、右に入る登山口がある。登山カード入れの箱もあった。カラマツの林にはムラサキシキブの木も多く、まだ実も残っていた。
気温は低く、霜柱を踏みながら歩く。それでも歩いていると暑くなる。
林道を横切ると、傾斜は増し、涸れ沢の石ころ道になる。クマさんは久々の山行で、ちょっとばて気味。
1時間ほど歩いたところで、女岩という高さ10m、幅20mほどもあるという大きな岩に着き当たる。水が染み出し、ツララができていた。
カラマツと赤松の林(紅葉は終わりかけ) 涸沢の石ころ道 女岩から右へ、急な岩場をよじ登る。
女岩 急斜面の林(靴が埋もれるくらいの落ち葉) 深田久弥終焉の地(後方は金峰山)
岩の上部に出ると、自然林の急斜面が続く。このあたりの木は、もうすっかり葉を落とし落ち葉の中をザクザクと歩く。
稜線のコルに出ると、一気に展望が開けた。振り返ると富士山がきれいな姿を見せている。
コルから左へ少し登ったところに、深田久弥終焉の地があった。金峰、瑞牆山を望む良い場所に碑が立っていた。
山頂までは急な岩場が続き、ひたすら高度をかせぐ。
上り2時間20分。茅ヶ岳山頂は360度大展望。岩だらけの小広い山頂は、多くの人で賑わっていた。 茅ヶ岳1704m(後方は八ヶ岳、北アルプス) 北アルプス
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私は6年前に登ったが、そのときは金ヶ岳から茅ヶ岳を縦走し、ゆっくりした記憶がなく、あまり山頂の様子を覚えていない。今日ほどの展望はなかったと思う。
正面には南アルプス鳳凰三山のオベリスクまで見える。西には八ヶ岳、その後ろには真っ白な北アルプスの峰々。北には瑞牆山金峰山の五丈岩も見られ、大きく裾野を広げた富士山が圧巻。
風もなくぽかぽかの山頂でゆっくりお弁当を広げた。下山は復路を戻った。
茅ヶ岳山頂 富士山
駐車場に着くと、車のワイパーに桔梗温泉のチラシがはさんであった。帰りの渋滞を考え、温泉はパスして、真っ直ぐ帰宅。早帰りだったからか、帰りはスイスイだった。一日中好天に恵まれ、よい復活山行になった。