霧訪山1305m
-kiritouyama-
 2014/10/07(火)  
以前、山友から霧訪山のことを聞いた。素敵な響きの山なので、いつか行ってみたいと思っていた。春にはオキナグサが見られるそうだが、今回諏訪まで行くついでがあったので、行ってみることにした。
心配していた台風の影響もあまりなく、今日はよい天気になった。
       行 程
霧訪山PK 10:30~40
小野登山口 10:45
御嶽山大権現 11:00
新コース分岐 11:10
霧訪山 11:45~12:10
ブナの分岐 12:20 
沢渡る 12:50
かっとりコース分岐 13:05 
PK 13:20
走行距離(片道186km)  ETC:(2620+4010) 
メンバー:k.y(2名)
両小野中学校を目指して来たが、入口がわからず麓の人に聞いた。霧訪山の入口は小さな案内板があるが、車では見過ごしてしまう。
畑の中の道を進むと、7~8台の駐車スペースがある。簡易トイレもあった。
駐車場(そば畑の中央) 登山口
上りは、かっとりコースで、ほぼ直登する。横断幕をくぐると、急な階段が続く。
標識が多く、山頂まで○○m、○○時間などと出ているのでわかりやすい。木の名前にも札が付いていた。
急階段 霧訪山へ1時間
この山はアカマツが多く、「茸山につき入山禁止」の標識がいたるところにある。この時期宝の山なのかもしれない。道の両側にもロープが張ってある。
20分程登ると、傾斜は緩やかになり、御嶽山大権現の石碑があった。 
御嶽山大権現
御嶽山といえば、先日の大噴火で多くの犠牲者を出し、まだ見つからない人も多いようだ。中央高速では、自衛隊や東京消防庁の車も多く見かけた。 自然災害はどこで発生するかわからないので、私達も他人ごとではない。
私も行っているのじゃないかと、大勢の方から心配のメールを頂いた。ご心配をおかけしました。 
     
 鉄塔  山頂が見えた!  かっとり城址
鉄塔がある所が、かっとり城址だ。昔3つあった山城の一つだそうで、ここから山頂が見えた。
まだ紅葉には早いが、ガマズミ、コバノガマズミ、ツルリンドウなど赤い実はたくさん見られた。
ガマズミ 新道分岐
  約半分上ると、新道との分岐になる。私達は真っすぐ登る。   
少し行くと、青い三角屋根の避難小屋があった。 
その先が開け、北、東方向の展望がよい。ベンチもある。 
 避難小屋   展望台 
    
霧訪山(1305m)   美ケ原~蓼科山 八ヶ岳 
霧訪山登頂11時45分。360度大展望の山だ。アルプスには雲がかかってしまっていたが、蓼科八ヶ岳方面はよく見えた。 
山頂には祠があり、その付近にはオキナグサの群生地がある。
コンビニおにぎりを食べながら、展望を楽しみ、下山は新登山道を下っることにした。 往路を下ると50分、新道は120分かかるそうだが、違う道も歩いてみたい。
リュウノウギク
    時間がかかる分、きっと緩やかに巻いて下るのかと思っていたが、急坂もあるし、あまり楽な道ではない。
すぐに男坂女坂分岐があり、10分程でブナ坂とあり、下西条、大芝山との三差路になった。 
 下西条、大芝山分岐  鉄塔の脇を下る  
カモシカ遭遇
鉄塔の脇を下っていると、なんだか視線を感じる。アッ!カモシカだ!カモシカは、じっと眼を見る。しばし見つめ合う。
下りきると、林道になった。降りて来てしまったが・・・ 
カモシカ ヤマハッカ
沢の手前に標識があり、渡ってまた登り返すようだ。シダが生い茂る道を上っていくと、また鉄塔があり、杉林の中を登る。   
 やっとかっとりコースに合流。
沢渡る 杉林を登る
  この新道コースは、あまり魅力のない道だった。なぜ最近になって作られたのか?予定時間は2時間になっていたが、急いだわけではないが1時間10分程で下れた。でも、カモシカに会えただけよかった。 
近くにしだれ栗の里があるので、寄っていくことにした。まだ葉が生い茂り、グネグネとした幹がよく見えなかった。
帰りは岡谷ICから入ったが、とても空いていた。  
 しだれ栗