清津峡(紅葉とアート)
-新潟県十日町市-
 2021/11/06(土)晴れ  
「清津峡」は日本三大峡谷(黒部峡谷・大杉谷・清津峡)の一つである。S16年に国の天然記念物に、S24年に上信越高原国立公園に指定されている。 
全長750mのトンネルがあり、3か所の見晴所、終点のパノラマステーションからは、アーティスティックな渓谷美を眺めることができる。最近はそれがインスタ映えするとかで、有名になっているそうだ。
私達は、ただの紅葉見物のつもりで行ったが、途中の看板に「土日祝日は予約なしでは、トンネル内に入れません。」と書いてあり、近づいてきたら車が並んでいた。夫は辞めようというが、せっかくここまで来たのに、またいつ来られるかわからないし、取り合えず行ってみることにした。
去年、新潟の義姉が亡くなったのにコロナで行くことができず、ずっと気になっていた。10月から劇的に感染者が減り、これを逃すとまた第6波がくるかもしれない。今がチャンスかなと、お墓参りに行くことにした。
久しぶりに関越を走ると、赤城から湯沢辺りは紅葉が見頃だった。以前から気になっていた「清津峡」に寄って行くことにした。 
 赤城高原SAより谷川岳を望む
だめならインスタ映えスポットは見なくても、渓谷美だけ眺めるつもりだった。駐車場も混んではいたが近くに停められ、聞くと「二人なら入れます。」 とのこと。あきらめないでよかった。
   
塩沢石打で食べたへぎ蕎麦 トンネル入口(入坑料¥800)
 トンネル内部 
 清津峡  
 
 渓谷  柱状節理
 第一見晴所  
 
 第二見晴所  第三見晴所(パノラマステーション)
次々と鏡や光、水盤鏡を使ったアートな空間が現れる。これはただの紅葉見物だけではなく、若者たちも楽しめるスポットになっていることに納得。私達も堪能できた。
翌日新潟で、義兄と一緒にお墓参りもすませた。兄の体調も気になっていたが、思ったより元気そうで少し安心した。晴天続きの土日、感染者も減り、紅葉のよい時期なので、帰りの関越では渋滞にはまってしまった。本当は平日に行こうと思っていたが、新潟は翌日から天気が崩れる予報だった。