熊野古道 大辺路①-2
-kumanokodo(oohechi)-
2020/02/01-02/05
 
2月2日(日)晴 11℃      紀伊田辺~紀伊富田
同宿の人で今日開催される「口熊野マラソン」に参加する人が何人かいた。私達も出るのかと聞かれたが、まさか!歩くのがやっとです。
紀伊田辺まで電車で行く。紀伊田辺は大辺路中辺路との分岐で富田川(とんだがわ)に沿って歩く。
 昼食用に駅前のパン屋さんで、パンを買った。なんとどれも1個100円とは安い。民宿は朝がご飯なので、パンが食べたかった。
紀伊田辺駅前通り
しばらく田辺の街を歩き、闘鶏神社へと向かう。
お参りに行くと社殿では祈祷の最中だった。御朱印をお願いした。結婚式があるのか、境内で新郎新婦が撮影をしていた
樹齢1200年という大楠が見事!
闘鶏神社 大楠(樹齢1200年)
和歌山は梅の産地。ビニールハウスが並び、たくさんの梅干しが干されていた。なぜ今頃?
この辺り道迷いしやすいとの情報があり、間違いはしなかったが、地蔵と弘法井戸や糠塚など見落としてしまった。二人もいたのに。
ビニールハウスの梅干し 大潟神社
櫟原神社 梅満開
櫟原神社の先で道は富田川の左右に分かれる。私たちは交通量の少ない右岸を行くことにした。
緩やかな流れの富田川には、郵便橋、平橋、白鷺橋と橋がある。
支流、馬川でカワセミを見た。
昔の渡船場、「血深の渡し跡」がある。
岩崎神社(祠に碑が祀られている) 郵便橋
日当たりのよい富田川の川べりで昼休憩をしていると、対岸をマラソン大会のランナーたちが走っていた。後続の集団なのか、のんびりしているように見えた。
この先富田川は大きく蛇行する。ちょうどそのカーブに魚籃観音があった。 
血深の渡し跡 口熊野マラソン
清流富田川(とんだがわ) 地蔵 魚籃観音・大鰻生息地
川土手のあちらこちらから煙が上がっていた。町を上げて野焼きをしているようだ。消防団も出ていた。 
富田橋のところで右折すると駅は近いはず。でも予定の電車に間に合うかどうか?焦ったが、目の前で電車は行ってしまった!アーア。
野焼き 富田橋てまえを紀伊富田駅へ
白浜駅までは一駅だが、ここをゴールと思って来たのでもう歩きたくない。2時間待つしかないか。
困っていると、電車の写真を撮りに来たという地元の男性に声を掛けられた。「乗り遅れたのですか?暇だから送って行ってあげますよ。」と、なんて親切なのでしょうか。神の助け。ありがたく車に乗せていただいた。名前も聞かずじまいだったが、本当に助かりました。ありがとうございました。