南大菩薩縦走
-minamidaibosatsu-
2008年5月1日(木)
行   程
八王子 6:57
甲斐大和 8:02
湯ノ沢峠 9:00〜10
大蔵高丸 9:40〜50
ハマイバ丸 10:15〜25
天下石 11:10
米背負峠 11:25
大谷ヶ丸 11:45〜12:20
コンドウ丸 13:05〜10
曲沢峠 13:35
大鹿山分岐 13:45
景徳院 14:45〜15:00
甲斐大和 15:35〜16:02
八王子 17:02
メンバー:凸凹女子会4
費用:1900円(JR)+5840円÷4(タクシー)
湯ノ沢峠〜曲沢峠
昨年の秋に台風の影響で林道が通行止めになり、延び延びになっていた計画がやっと実行できた。4月26日より林道が開通になったので、早速出かけた。
甲斐大和の駅はタクシーが常駐していないため、電話で予約しておいた。塩山タクシーさんは、昨秋何度も電話で状況を知らせてもらっていたので、今回もお願いした。お話好きの運転手さんで、道々観光案内までしてくれた。
行程が長いので、湯ノ沢峠まで車で入る。 湯ノ沢峠PK(最近出来た真新しいトイレ) 大蔵高丸へ向かう(右奥)
湯ノ沢峠からハマイバ丸にかけては、初夏から夏にかけてお花畑になるという気持ちのよい草原を.南へ進む。広々として明るく、見晴らしがよい。
大蔵高丸の登り北斜面は、ぬかるんでいるところがあると思ったら、一部残雪があった。
大蔵高丸山頂は広く、360度大展望。今日は霞みがかかり、あまり展望はよくないが、それでも大きな富士山や丹沢の山々を見ることが出来た。
大蔵高丸1770m(大月秀麗富嶽12景) 南へ南へとアップダウンを繰り返し進む。 ハマイバ丸1732m(破魔射場丸とかかれていた)
雑木に囲まれたハマイバ丸を後に少し行くと、露岩の荒地があり、なぜかまたハマイバ丸の標識。はるか前方に大谷ヶ丸が見える。あ〜まだまだ。
ズミノイバラ、ツツジの木が多い。咲いたら見事と思われる大きな木だった。背丈ほどもあるササヤブの道をかき分けながら進む。
滑りやすい急登を下るが、両側はノイバラでつかまることもできない。
向かい側に大きな石が見える。(天下石 大きなツツジ 背丈ほどもあるササヤブの登山道
天下石(後ろに回ると以外と薄っぺら) ユーモラスなヤブレガサの群生 米背負(コメショイ)(日川渓谷への林道分岐)
スミレ エンレイソウ(つぼみ) アオイスミレ(エイザンスミレも見られた)
この辺りは、まだやっと春になったばかりで、ふもとでは桜や、ミツバツツジが咲き、森は芽吹きが始まったばかり。カラマツも薄っすら黄緑色の、もやもやとした葉をつけ始めた。
は、スミレ類、エンレイソウなどわずかに見られただけだった。
大谷ヶ丸の手前で、滝子山への縦走路を分ける。いつの間にか植生が変わり、ブナの自然林になった。
大谷ヶ丸で、やっと半分くらい歩いた。大休止をとり、お弁当を広げた。
大谷ヶ丸1643mからの下り(道がやや不明瞭) カラマツの植林地
急坂を下り、カラマツの尾根を行く。
メンバーの一人が、コンドウさんといい、今回のコースでコンドウ丸というところがあり、ここはぜひ行ってみたいと大乗り気だった。
コンドウ丸は、真新しい標識が立ち、桜と紅葉の絵が描かれていた。カラマツの中に、豆桜が多く納得。足元にはスミレが群生していた。
コンドウ丸1392m 豆桜
コナラの自然林 曲沢峠(この先の大鹿山下の分岐を下る) ヤマツツジ
ハルリンドウ 甲斐大和の町と芽吹きの山々 景徳院(武田勝頼自害の地)
このコースは、花の時期や、晩秋の空気の澄みきった頃にまたぜひ訪れてみたい。そして、大菩薩から小金沢連嶺を湯ノ沢峠まで歩き、つなげてみたい。