南高尾山(大洞山・金毘羅山)
-minamitakaosan-
 2015/01/03(土)晴れ  
12月に山友が大洞山シモバシラを見てきたと、画像を送ってくれた。高尾山では何度も見ているが、そちらでは見たことがない。雪でも降ったら見られなくなるので、行ってみることにした。
毎年歩き初めは七福神巡りが恒例になっていたが、去年に続き今年も喪中になってしまった。Jさんは年明け早々に告別式があり、皆での初歩きは少し先になりそうだ。 
《梅の木平ー中沢峠ー金毘羅山ー大洞山ー金毘羅山ー中沢峠ー西山峠ー梅の木平(行程4時間)》
雪!
うかい竹亭の所を曲がると、道路に雪が積もっている。ノーマルタイヤでは入れそうもない。元日に雪がちらついたが、この辺りは積もったのだ。どうしよう?もっと手前に駐車する場所を探すが。
新中澤橋(右へ) 林道より登山道へ あれっ?道が違うかも?
iphoneで検索すると、その次を左折だったことがわかった。何とか駐車できる所を探し、仕切り直して中沢峠林道コースへ。新中澤橋を右折し、うかい鳥山を抜けて1時間ほどで林道から登山道へ入る入口がある。八王子には、うかいグループがいっぱいあり紛らわしい。 
でも、雪があるとシモバシラはない。平地に積もっているようでは、山の上はもっと積雪があるのか?
林の中を登っていくと、あった!シモバシラいっぱい。今朝は特に冷え込んだので、大きな(20センチもありそうな)シモバシラ。ここはシモバシラ群生地だった。カラ振りかと思ったが、林の中は雪が積もっていなかった。たくさん氷の芸術が見られ、それもこんなに大きいのは初めて見る。
 シモバシラいっぱい!大きい!
     
 これが一番大きかった(20センチほど、リップクリームと比較) シモバシラ 
尾根に出ると気持ちのよい青空で、お正月でも歩いている人がいっぱいいる。  
木々の間からは富士山や丹沢の山々、南アルプスも顔を出す。
陽だまりでは、コウヤボウキのまだピンクの綿毛が可愛い。 
金毘羅山(515m)  コウヤボウキ綿毛
金毘羅山を過ぎ、目的の大洞山までアップダウンを繰り返す。
反対方向から来た人が、シモバシラは城山ではたくさん見られたが、大洞山は今日はあまりないと教えてくれた。 それでは引き返そう。ここは寒い。
大洞山(536m)   富士山(大洞山より)  
  金毘羅山はベンチやテーブル、手作りのリュック掛まで作られていた。日当たりがよいので、ここでお弁当にした。  隣のテーブルも話題はシモバシラだった。   
 帰路は、西山峠を下ることにした。ここでもシモバシラが見られた。
 リュック掛(金毘羅山)    津久井湖と富士山(逆光で見えない?)
途中に陽だまりの見晴台があり、津久井湖と富士山の展望がよい。手作りベンチと、ここにもリュック掛があり、柵は木と蔓で出来ている。
眠くなるようなポカポカのベンチで、今度はここでお弁当を食べたい。
見晴台 手作り柵
新しい靴(sportiva)に変えたので、試し履きを兼ねて歩いたがまだ歩きにくい。  
新年早々からまた道間違いをやってしまった。だが、シモバシラは予想以上に見られ、大満足。