三ツ峠山(山梨)1786m
-mitsuthogeyama-
月 日 2004年8月12日(木)
行 程 八王子6:45−(中央道)−河口湖7:50−登山口8:20〜45・・・三ツ峠山荘10:40・・・三ツ峠山頂11:05
・・・四季楽園ベンチ11:30〜12:25・・・登山口13:20・・・温泉ー八王子6:15
メンバー クラ、ゆっき〜
温 泉 河口湖温泉寺
   以前行って来たJunjunからの情報で、三ツ峠も8月はレンゲショウマがきれいだと聞いていたので、いつか行って見たいと思っていた。
 旧盆の時期なので渋滞を避け、最初は電車で行く計画を立てたが、河口湖から登山口までのバスが、平日は出ていないことがわかった。
混むのを覚悟で急遽クラの車で行くことにした。だが、思ったより道路はすいていた。 
 今日は晴れているが富士山は大きくぼんやりとしか見えない。
 鬱蒼とした登山道  河口湖大橋を渡り、トンネルの手前を右折し、狭い道をクネクネと上る。
天下茶屋への道を分け、三ツ峠登山口の駐車場へ到着。PKは2〜3箇所あり、それぞれ10台くらい停められ、トイレもある。    登山道は鬱蒼としていて、ちょっと入口がわかりにくい。地図にも出ているが、案内はないため見過ごしてしまいそう。
 ここから関係者専用の4WDの車が入れる林道になっているが、それと平行するように登山道があったのだ。
  以前来た時は全く気がつかなかったが、これもJunjunに教えてもらった。 そのためか、ほとんど他の人には会わなかった。それでも道はよく歩かれているようだ。知る人ぞ知る?
   レンゲショウマ(画像をクリックして下さい)  
 いきなり急登だ。1ヶ月ぶりの私はあえいでしまうが、7月末に飯豊を制覇したクラはお散歩コースのようにひょいひょい登る。
 ダケカンバやミズナラ、ブナの茂る登山道は林道歩きよりずっと楽しい。
 歩き始めてまもなく、目的のレンゲショウマ発見!(右の画像をクリックすると大きな画像が見られます)。可愛い!ここにも、あそこにも、あるある。ちょうど見頃でたくさん咲いていた。
 レンゲショウマは中心が丸く紫で、花びらも薄紫の丸い形をした可憐で美しい花だ。また、つぼみがまん丸く可愛い。茎が細く、ややうつむき加減に咲いているが、他の草より丈が高いので目立つ。
 二人で写真を撮りながらのんびり上った。静かな登山道で、一人立派なカメラを構えた男性が熱心に写真を撮っていた。少し薄暗い斜面はレンゲショウマとソバナが多い。下界の暑さがうそのように、歩いていてもひんやりと涼しい。
 明るい林道に出ると、ハクサンフウロ、シモツケソウ、ワレモコウ、ホタルブクロ、クルマユリ、マツムシソウなどの高山植物がたくさん咲いていた。思いがけず花が多くてうれしい。  
 三ツ峠山荘の前のベンチで一休みしたが、富士山はどこに行ってしまったのか全く見えない。正面左奥には山中湖が白く光る。
 ロッククライミングのメッカの屏風岩を見下ろすと、ちょうど練習中の人がいた。(クラのお友達だったかも?)四季楽園の脇からアンテナの林立する三ツ峠山をめざす。
 珍しい蝶も多く、クジャク蝶という美しい蝶を初めて見た。  屏風岩
   三ツ峠山頂は天気は良いのに、本当なら目の前に大きく見えるはずの富士山も全く見えない。
 以前もどこかでこんなことがあったような。。。南アルプスも八ヶ岳もどこも見えない。私たちは富士山とあまり相性がよくないのかもしれない。。。
 マツムシソウにとまるクジャク蝶    
 鎖で仕切られ狭くなった山頂を後にし、下山中に大発見。なんとこの付近シロヤシオかアカヤシオか葉っぱだけなのでよくはわからないが、五葉ツツジが多い。これは春も楽しみだ。  
 四季楽園の前のベンチに戻りお弁当を広げ、もと来た道を戻った。
 帰りに寄った日帰り温泉も、クーラーはついていないのにとても涼しく、心地よい風が吹き抜ける。河口湖がこんなに涼しいところとは思わなかった。
     三つ峠山1786m

私はまだ新しいカメラを使いこなせず、失敗ばかり。その代りクラが最近腕を上げ、結構プロっぽい写真を撮るようになった。アングルもシャッターチャンスもすごくよかった。メールであまり圧縮しない画像をたくさん送ってもらったので、今回の写真はほとんどクラの作品を使わせてもらった。

 ―三ツ峠で出会った花―
ホタルブクロ レンゲショウマ ハクサンフウロ
シモツケソウ ソバナ ジャコウソウ