扇山1138m~百蔵山1003m
-oogiyama~momokurayama-
 2015/02/15(日)晴れ  
扇山から百蔵山を歩くのは、十数年ぶり3回目になる。なぜかいつも雪のある時だった。
この冬もう一度スノーハイクをしたいが、危険なところがなくよく歩かれている山にしようと決まった。 
       行 程
高尾 7:02
鳥沢 7:32~40
梨ノ木平 8:45~55
水呑杉 9:45~50 
大久保のコル 10:15~20
扇山 10:25~45 
カンバの頭 11:25
宮谷分岐 11:55 
百蔵山 12:50~13:25
山ノ神 14:10 
メンバー:t.js.k.y…5名  猿橋駅 15:10~15:25発 
鳥沢駅を降りると、和菓子屋さんがあった。イチゴ大福は定番だが、モンブラン大福?ちょっと気になる。登る前なので横目で過ぎる。
正面には扇山がそびえている。これから1時間長い林道歩きになる。
鳥沢より扇山を望む 案内
クマが出るかも? ショートカット道へ 梨ノ木平登山口
最近の情報にクマの糞があったというので、クマベルを持った。冬もこの辺りでは冬眠しないのかな?
やっと梨ノ木平に到着。最近はいろいろなことが起こるので、登山届は事前にJさんが作成し、大月警察に送ってくれた。 
登山届ポスト(新旧) 水場(これ飲めるのかな?)
    いよいよ杉林の急坂になる。新しい祠の奥宮が祀られていた。 
林の中は、ところどころ雪が残るがアイゼンをつけるほどではない。
ベンチのある水呑杉で小休止。富士山が大きく見える。  ツツジ群生地の標識があった。
 杉林急登 奥宮   
 富士山(水呑杉より)  杉林脱出、後少し  大久保のコルに出た!
ここまであまり雪はなかったが、尾根に出たら真っ白。でも最近降った雪ではなく、硬くなりアイスバーンのところもある。 
山頂へ 扇山(1138m)
扇山
扇山は日あたりがよく、中央はグチャグチャだった。富士山は裾野まで大きく見えるが少し霞んできた。
まだ次があるので、軽くお腹に入れて食事はお預け。アイゼンをつけ、百蔵山へ向け下山。 
扇山にて 急斜面を下山
 北斜面なので、凍っているところもある長い急坂は、アイゼンをつけていても気が抜けない。
はるか向こうに百蔵山がそびえている。誰からともなくため息が出る。縦走といっても、二山登るようなものだ。
宮谷分岐を過ぎると、大きく廻り込んでアップダウンを繰り返す。 
宮谷分岐 回り込むと扇山展望
風が強くなってきた。ヤセ尾根は慎重に。
コタラ山を巻いて行くと、扇山がよく見える。あんなに遠くからよく歩いたものだ。 
最後の百蔵山への急斜面はアイスバーンで、北風が吹きつける。 
ヤセ尾根を慎重に また登る
百蔵山
だが百蔵山は風もあまり当たらず、南面の陽だまりでゆっくり遅めのランチタイム。 
午後になり気温も上がり、展望は霞んでしまったが、ポッカポカでうれしい。
百蔵山(1003m) 2座目登頂、やりました!
登って来た人に聞くと、西ルートは雪もほとんどないとのことなので、山頂でアイゼンは外す。 
尾根上には雪はあったが、凍ってはいない。分岐から下りは南面なので、風もなく暖かかった。 
西ルート(猿橋・下和田方面) 展望地
 
下山後百蔵山を見上げて 宮下橋(桂川) 百蔵山(左)・扇山(右) 猿橋駅より
久々に7時間半にも及ぶ行程で、アイゼン付けての歩きはとっても疲れた。でも、歩ききった達成感で心地よい疲れだ。 ただ、雪は思っていた程積もっていず、もう少しフカフカの雪を歩いてみたかった。
Jさんの計画では、鳥沢駅より歩くことになっていたので、駅前にタクシーがあったが誰も乗ろうとは言わなかった。私をはじめ皆少し心がけが変わってきたかな? 
水呑杉のところで、つつじ群生地の標識があった。今度は花の咲くころに登りたい。そしてモンブラン大福、次回ぜひ。
最後にまた失敗・・・帰宅したら愛用Thermosがない?猿橋駅に忘れた?まだ新しいしもったいないし、問い合わせたらあった。宅急便の着払いでお願いしたら、丁寧に梱包して届けてくれた。お世話をかけました。<(_ _)>