笹尾根日原峠〜生藤山(奥多摩)
-sasaone-
年月日 2008年4月5日(土)
行 程
八王子 JR 7:45
高尾 8:01
上野原 バス 8:27〜8:30
棡原中学入り口 8:55
日原 10:00
日原登山口 休憩 10:40
日原峠 ランチ 11:50〜12:30
浅間峠 1:05〜15
熊倉山 14:15〜25
三国山 14:50
生藤山 15:00〜15
鎌沢休憩所 休憩 15:45〜16:00
鎌沢バス停 バス 17:00〜30
藤野 JR 17:58
八王子 18:30
メンバー B's4人組
朝からついてない
3月の月例山行が雨で流れたため、先月予定していた笹尾根に行くことにした。笹尾根は三頭山から生藤山まで続き、山梨と東京の県境に位置する。
この日は朝から運の悪いことに、中央線が御茶ノ水駅でポイント故障、ダイヤはひどく乱れていた。電車は遅れ、上野原で予定のバスには多分乗れないと思っていたら、乗客が来ないため、バスが待っていてくれた。後で考えると、それがよかったのか、悪かったのか。。。(乗り遅れていたら、タクシーを使ったので、その方が間違いなかったかもしれない。)
今年からバスは、日原(ひばら)まで行かなくなり、棡原中学入り口から車道を歩く。地図には15分と書いてある、曲がりくねった坂道を登っていく。2度ほど地元の人に聞いたが、登山口がみつからない。標識もなく、行ったり来たり迷った挙句、結局1時間以上もかかってしまった。(目印は火の見やぐらを曲がる)
日原をどんどん奥へ進むと、舗装道路が終わり、やっと登山口に着いた。杉林の急坂を登る。
桜は満開、ヤマブキ、スミレと春の花もたくさん咲いていて、このあたりは標高も高く、眺めもよい。 この火の見やぐらを曲がると日原地区
エイザンスミレ(日原) イカリソウ(日原) スミレ(日原)
今日の予定は、日原峠から西原峠まで行き、数馬の湯へ下る予定だった。時間的にもう無理そうなので、反対の生藤山まで行くことに急遽変更した。
杉林を抜けると、明るい雑木林になる。まだ木々は芽吹いていないので、展望がよい。
日原では思いがけず、エイザンスミレまで見られた。尾根でもたくさんあったが、まだ咲いていなかった。
日原峠に着いたときはもうお昼。疲れたので、ゆっくりランチにした。
やっとあった標識 日原峠の石仏
日原峠(900m) 笹尾根(笹がある道は意外と少なかった) 山火事注意(左・東京都/右・山梨県)
浅間峠(檜原村の上川乗へ下れる) アブラチャン(浅間峠) 軍刀利神社奥の院/三国山
笹尾根は奥多摩の浅間尾根と平行しているので、奥多摩の山々もよく見える。上野原と檜原村を結ぶ峠道も多く、色々なコースを設定することも出来る。でも、アップダウンが多く、結構大変だった。
浅間峠東屋やベンチがあり広くて休憩によいところだ。檜原村には1時間足らずで下れる。
三国山では、夕日に霞んだ富士山や、丹沢方面の見晴らしもよかった。ここには、軍刀利(ぐんだり)神社奥の院の祠と鳥居があった。
岩の斜面を一登りすると、生藤山 生藤山(990m) 佐野峠(石楯尾神社分岐)
石楯尾神社方面へ下ろうと思っていたが、その標識はなく、とりあえず鎌沢方面へ下ることにした。私達は、奥多摩の地図しか持ってこなかったため、生藤山は載っていない。この先は、以前来たことがある3人の、うろ覚えの記憶に頼る。
甘草水という水場があり、桜並木があった。まだ桜は固いつぼみだった。道は間違いなさそうだ。
佐野峠で迷っていたら、タイミングよく鎌沢から来たという男性が、汗をかきながら登ってきた。聞いてみると、今日は桜の開花状況を見にきたそうで、何度も生藤山には登っているという。石楯尾神社のバスは本数も少なく、終バスは早いそうで、鎌沢に下りたほうがいいと言われた。
鎌沢は急な斜面の集落で、茶畑が多い。転げ落ちるような道を、30分ほど下るとバス停だ。バスも30分待つと来るので、来月の予定など話しながら待つことにした。(山では30分くらい待つのは普通)
鎌沢の茶畑 結局ついていたのかな・・・
あの時、道を聞けたからよかったものの、聞いていなかったら、石楯尾神社に下っていた。。。そしたらバスもなく、トボトボと上野原まで車道を歩かなければならなかった。本当にラッキーだった。私達メンバーは全員B型。物事あまりこだわらないし、くよくよせず、気も合う。だからか、楽しいことも多いが、時々こんな予定外のことも起こる。
いつかまた、今日歩けなかったコースを歩いてみよう。そうすると、笹尾根が三頭山から生藤山まで全部つながる。