笹尾根(奥多摩)1188m西原峠
-sasaone-
年月日 2008年11月22日(日)
行 程 八王子7:38−高尾7:45−上野原8:08〜8:28−郷原9:18・・・西原峠10:45〜50・・・上平峠11:25〜40・・・笛吹峠12:05・・・小棡峠12:35・・・土俵岳13:05〜30・・・日原峠13:40・・・浅間峠14:20〜30・・・上川乗15:20〜59−武蔵五日市16:40〜47−八王子17:40
行動時間 5時間30分+休憩50分
交通費 JR\800(400+400)+バス\1580(900+680)  合計:\2380
メンバー 4B・・・4名
リベンジ笹尾根
今年の春に笹尾根を歩いたが、日原からの登山口がわからず迷いに迷って、結局時間がかかり過ぎ、西原方面には行かれず、反対の生藤山にコースを変えた。
やはり皆気になっていて、今年のうちにリベンジしようと、再度計画した。どうせなら笹尾根を全部つなげようと、まだ未踏の郷原から上り、西原(さいはら)峠から浅間峠まで歩くことにした。
絶好のハイキング日和で、ふもとから見る紅葉も真っ盛りだ。
郷原登山口 登りはずっと急登が続く
郷原からの登りは、ウォーミングアップも無しに、いきなりコンクリートの急坂ではじまる。最初の1時間はゼイゼイ、ハーハーのきつい登りが続く。リーダーはいつも軽快に登る。(すごいな〜)
標高が上がると、木々の葉はほとんど落ち、ガサガサと落ち葉を踏む音も賑やかだ。振り返ると、富士山はもう半分くらい白くなっている。今日は天気がよく空気も澄み、山のひだまでくっきり見える。
かつて、甲斐と武蔵の国を結ぶ生活路であった峠道を越える尾根歩きは、ところどころに当時の面影が偲ばれる。途中に、「つね泣き峠」の悲しいお話が書いてあった。
地味な山だが、比較的行程が長いので、日が短いこの時期はちょっと心配だが、檜原村と上野原へ下るエスケープルートも多いので、安心して歩ける。
最後は、槙寄山を巻くように登ると、予定より少し早く西原峠到着。数馬への分岐になる。
南の展望がよい(富士山、三つ峠・・・) 尾根に出ると、南は富士山三つ峠方面、北は奥多摩の山々笹尾根のプロムナードが始まる。
おめでとう!
暑い夏の間ずっと頑張って資格試験に挑んでいたSさんが、めでたく難関を突破し合格した。今日はお祝いしようと、リーダーがチーズケーキを持って来てくれた。きれいな景色を見ながら、合格を祝って、美味しいケーキをいただいた。
北側は開けたカラマツ林が続く。
おめでとう!(お祝いのチーズケーキカット) 土俵岳を目指しアップダウンを繰り返す。 尾根道の両側は笹が茂る
笹尾根がつながった
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笛吹(うすしき)峠あたりから、その名の通り尾根の両側はが茂る。
丸山は北を巻き、小棡(こゆずり)峠からは登りが続く。ケーキを食べたが、そろそろお腹が空いてきた。
土俵岳は展望もないので、その先の陽だまりでお弁当を広げた。長い縦走のときは、大休止をとらず、休憩は短時間の方がよさそうだ。
さらに1時間あまりで、日原峠に到着。 日原峠石仏(傍らにはリンドウが一輪) 日原峠(途切れていた笹尾根がつながった)
日原峠からは、小さなアップダウンを繰り返す。だんだん疲れもたまってきて、ピークがあると、最後かなと思いつつ登り、裏切られながら40分ほどでやっと浅間峠に着いた。
明るい雑木林の尾根から、薄暗い杉や檜の植林に入り、ジグザグに急坂を下っていく。桧原街道に出ると、信号を右に行ったところに上川乗バス停がある。予定していたバスの時間まで30分以上あったが、ストレッチしたり、おしゃべりしているうちにバスが来た。
今朝は私が、予定の電車に乗り遅れてしまった(またもやドジを踏む)。臨時バスも出ていたので、遅刻しなければ、その前のバスに乗ることができたのに、皆待っていてくれた。何かアクシデントがあったら、無理せずに途中で降りようと決めてはいたが、予定通り歩き通せほっとした。
このコースは、葉が落ちた晩秋から初冬にかけてが、展望もよくおすすめかもしれない。道標も完備し、コースは長くも短くもできる。
真っ赤なカエデ 三頭山から生藤山まで、数回に分けたが、笹尾根を完歩できた。バンザ〜イ!!!