浅間嶺・松生山934m
-sengenrei/matsubaeyama-
 2015/10/04(日)晴れ  
松生山はマイナーな山だが、横浜のTさんの希望で今回やっと大勢で行かれることになり、Sさんが計画を立ててくれた。
笹平から登るルートはちょうどよいバスがなくなり、上川乗から登り、浅間嶺・松生山と登ることになった。私は3年前にまだ雪が残る頃笹平から登ったことがある。
都民の森行き急行は、長蛇の列。臨時便が3台出たので、あまり混まずにすんだ。 
バスを待っているとNさんから「乗り遅れた!だいぶ遅れてしまうので、先に行ってくれ。」のメール。次の電車ならバスとタクシーに分かれ、タクシーで追いかければ追い付くかもしれないと相談したが、それも無理そうなので、先に行くことにした。次のバスで、直接浅間嶺に行けばどこかで会えるかもしれないが・・・
        武蔵五日市駅 8:10発(都民の森行き)
上川乗 8:45~55
浅間嶺 10:30~45
松生山分岐 10:55  
松生山 11:25~12:10 
松生山分岐 12:25
蕎麦屋 13:05 
時坂峠 13:35~45
払沢ノ滝入口 14:15~14:29発
 メンバー:7名(t.s.s.j.n.k.y) 武蔵五日市駅 14:52 
上川乗は、利用者が多いとみえバス停にはトイレもあった。
この道は関東ふれあいの道で昔の交易路だそうだ。
杉林の急坂を登っていく。
浅間嶺登山口 杉林急登
    山菜に詳しいTさんが、むかごがあるというので、左右の登山道を見ると、たくさん実をつけている。 皆で登りながら、摘むと結構な量になった。
 
 サラシナショウマ  関東ふれあいの道
杉林だが、よく整備され明るい。サラシナショウマやシロヨメナが見られる。ヤマホトトギスは実になっていた。
1時間ほど登ると、詳細地図にも載っている『タバコの火に気をつけよう』の立札がある。  
この立札で約半分登る シロヨメナ
1時間半で、浅間嶺の休憩舎やトイレのある広場に出た。私達はそのまま右へ行き、展望台に向かう。
明るく、アキノキリンソウやアザミ、ヨメナなどお花畑になっている。
ヤマホトトギスの実 浅間嶺分岐
浅間嶺は展望のよい所で、奥多摩の山々、南には富士山も見える。
登りで汗をかいたが、気持ちのよい山頂は爽やかな風が吹きたっぷり休憩を取る。  
浅間嶺903m 御前山~大岳山
10分ほど先の分岐には、新しく松生山の標識もできていた。
以前は入沢山となっていたところが、天領山(936m)に変わっていた。   
松生山分岐 アキノキリンソウ
松生山に着くと、巨大なアンテナやソーラーシステムがつき、開けた南面の景観がすっかり変わり、がっかりした。 
お弁当を食べていると、Nさんが到着。
リンドウ 天領山(以前は入沢山の表示)
早いと思ったら、時坂峠の入れるところまでタクシーを飛ばしてきたそうだ。
だいぶ散財ではというと、「一回飲むのをやめれば、どうってことないよ。」と豪快な返事。何はともあれ、全員そろったのでよかった。 
アンテナやソーラーができた松生山 松生山934m
下りは時坂峠から払沢ノ滝へ。払沢ノ滝を見たことがないTさんのために、滝見物もする予定だ。
途中カタクリ群生地の案内が2ヶ所あった。ここは知らなかった。 
そば処の新しい水車 古い水車は森に捨ててあった
思わぬアクシデントはあったが、1日好天に恵まれ、楽しい山行ができた。歳をとると、あ~勘違い、思い込み違いなど増えてくるかもしれない。他人ごとではない。私も気をつけなくては。
Tさんからは、秋の味覚銀杏をたくさんいただいた。奥さまが冷たくして持たせてくれた梨も、美味しかったです。ごちそうさまでした。 
私は夕方から用事があり、最後までお付き合いできず申し訳ありませんでした。再会を楽しみに。
時坂峠