雨のち晴れ |
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久々に4人での月例山行は、武蔵五日市の浅間尾根を払沢(ほっさわ)の滝まで歩くことになった。 |
心配していた昨日からの雨は、朝少し残っていたが、バスを降りる頃にはやみ、青空が見えてきた。天も私達に味方してくれているようだ。 |
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浅間尾根登山口 |
里の紅葉は見頃 |
登山口からつづら折りに登っていくと、途中に浅間の湯という温泉がある。逆コースで来て、最後にこの温泉に入るというのもいいかもしれない。 |
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晩秋の尾根歩き |
車窓から見える山々もまだ紅葉は十分きれいだった。 |
雨上がりなので、標高が上がると、笹尾根方面の山には雲がたなびき、高い山に登ったような感じがする。 |
クマ出没注意の札があったが、シャベイさんがいるので、大丈夫でしょう。 |
雲がたなびく笹尾根方面 |
クマ出没注意の札 |
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このコース、急坂は最初の1時間だけ。あとはなだらかなので、葉を落とした見晴らしの良い尾根を、左は奥多摩方面、右は笹尾根の景色を見ながら楽しんで歩ける。 |
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猿石は、右の隅に猿の手形(?)があります。 |
御前山 |
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猿石 |
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明るい尾根歩き |
藤倉分岐(杉の植林) |
浅間石宮(小さな祠有) |
このコースは、その昔、武蔵と甲斐を結んだ古甲州路で、分岐には石仏も多く見られる。 |
里へ下る道も多く、人里(へんぼり)、上川乗、小岩、夏地へとエスケープルートも多彩。 |
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黄葉の登山道 |
石仏 |
浅間嶺(903m) |
2時間余りで、浅間嶺に到着。木に括りつけた標識と道標があるだけで、展望はよくない。 |
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カラマツの落ち葉を踏みしめながら、数分下ると、広い休憩地があり、奥多摩方面の見晴らしがよい。 |
ここより北側に下り、払沢の滝を目指す。 |
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浅間嶺休憩地 |
大岳山から御前山展望 |
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スカイツリーも望めた |
途中に土日のみ営業という水車が目印の蕎麦屋がある。今度はここで食べてみよう。 |
少し開けたところに都心を望める場所があり、手書きの標識がついていた。後から加えたように、スカイツリーと書いてある。確かに肉眼でも見ることができた。 |
苔むした沢沿いを下る |
水車のある蕎麦屋 |
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時坂峠までは1時間ほど下る。途中から半分くらいは林道になる。茶店があり、御嶽山から大岳山の展望がよい。 |
集落に下る分岐には、少し盛りを過ぎた大きなイロハモミジがあった。 |
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陽だまりの集落は、冬桜や、冬イチゴも見られた。 |
冬イチゴは、高尾山でも見られるが、最近は少なくなっている。ここは取る人もいないのか、たくさん実をつけていた。ツヤツヤの実は、甘くジューシーで美味しかった。 |
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冬桜 |
冬イチゴ |
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払沢の滝(ほっさわのたき) |
払沢の滝は、落差60mあり、水量も多く見事だった。 |
この付近はジャガイモの産地で、ジャガイモおやき、ジャガバーガーなど売っている。私達もお土産に買った。 |
土産物屋に望遠鏡が設置してあり、そこから御岳山の天狗岩と七代の滝がよく見えるらしい。肉眼でもなんとか見られた。 |
払沢の滝入口紅葉 |
払沢の滝 |
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バス停前の豆腐屋で、美味しい豆乳ソフトクリームを食べて心残りなく、帰りのバスに乗った。 |
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浅間尾根は、私は山歩きをほとんどしていない15年くらい前に一度歩いたことがあるが、ほとんど覚えていない。冬でも歩けるよいコースだった。 |
紅葉の見頃には少し遅かったが、まだ十分楽しめた。朝雨が降っていたせいか、バスも空いていて、晩秋の静かな尾根歩きを楽しむことができた。 |
御岳山天狗岩と七代の滝方面(払沢の滝入口より) |