小仏城山
ースズムシソウー
2023/05/06(土)曇りのち晴れ27℃  
スズムシソウが見ごろだという情報をJさんが見つけ、来週早々にでも行くことにしていた。だが連休の後半は天気予報が悪く、急遽土曜日に変更した。
私はスズムシソウは見たことがない。去年ナツエビネを見に行き、偶然知った花だった。絶滅危惧種に指定されているようだ。
久しぶりの小仏峠行きのバスは、連休で混雑を予想していたが以外に空いていた。増便したので、席にも余裕があった。連休前半が混んだのかもしれない。
行程:高尾駅8:52発-日影-城山-一丁平-萩原作業道-日影14:03発-高尾駅
行程:5時間       メンバー:凸凹女子3名
4月の末に歩いた時は、オウギカズラはまだ蕾だったが、薄紫の花が開き群落を作りきれいだ。
ラショウモンカズラももうほとんど枯れている。 
1年ぶりというSさんに、説明しながらのんびり上る。 
オウギカズラ 日影沢林道
ウツギ類の白い花が目立つようになった。
途中で出会った人に、カヤランが咲いていると教えてもらった。小さくて遠いのでよく撮れなかったが、こんなところで見られるとは! ラッキー!
ガクウツギ カヤラン(中央黄色) ナツトウダイ
途中から北東尾根に入る。ベニバナヤマシャクヤクの様子を見る。まだ固い蕾だった。
エビネは見頃に咲きそろっていた。急坂の途中で、ここにもあると教えてくれた人がいた。やはり自然の中で見られると感激度が違う。
 
 ベニバナヤマシャクヤク エビネ
エビネ
   
スズムシソウ 
Jさんの案内でスズムシソウを見に行く。「道が入り組んでいるので、覚えているか自信がない」と言っていたが、先客が数人いたし、もう道ができていた。
入口に座っていた作業着の男性が、「団体で来る人たちもいる。皆ネットで流すのでどうしようもない。 人が入り過ぎる」と嘆いていた。
確かに植物にとっては迷惑な話だ。
という私達もネット情報を頼りに見に来てしまった。
もうカキ氷が キンラン
鈴虫が羽を広げたようなスズムシソウは、なんと美しい。花びらは薄い青紫がかり、はかなげで咲き具合も見ごろだった。この花を見られただけで、今日は大満足の一日だった。
城山山頂は賑わい、茶店では名物のメガカキ氷が始まっていた。東京は30℃にもなると言うが、休んでいると肌寒いくらいでまだカキ氷の気分ではなかった。
一丁平に行く山道はキンランが盛りだった。もう一つの目的タチガシワは見つからなかった。