城山カタクリの里~草戸山(364m)~拓殖大西尾根
-shiroyamakatakurinosato/kusatoyama/takusyokudainishione-
  2012年03月27日(火)
行 程(4時間30分) 
橋本駅北口 9:00
城山カタクリの里 9:20~10:25
小松城跡分岐 10:40
評議原 11:05
金毘羅神社 11:15
草戸山 11:50~12:20
草戸峠 12:30
拓殖大分岐 12:45
№37鉄塔 12:55
高尾駅 13:55
 メンバー:凸凹山岳会・・・3名  交通費:バス¥220+JR  八王子 14:10
急きょ話がまとまり城山カタクリの里に行ってみた。近くにあるのに今まで行ったことはなかった。ここは個人の所有で、花の時期だけ解放され、橋本駅より直通バスも出ている。
今年はカタクリも開花が遅れ、入園料が普通は500円だが、花が少ないからと300円だった。
園内は傾斜地になっていて、ゆっくり写真を取りながらお花見ができる。
城山カタクリの里 花満載
カタクリ オキナグサ ショウジョウバカマ
ミツマタ キクザキイチゲ キクザキイチゲ
ユキワリソウ ユキワリイチゲ 黄花セツブンソウ
   
 キブシ 白花カタクリ  コシノコバイモソウ 
思っていた以上に花の種類も多く、カタクリは30万株、黄花カタクリは3000株といわれ近郊随一ではないか。残念ながら、カタクリは咲いているのは日当たりのよい所だけで、黄花カタクリはまだ蕾だった。 
それでもユキワリソウキクザキイチゲ、珍しい黄花セツブンソウコシノコバイモソウも見られた。これからどんどんいろいろな花が咲き、4月いっぱいは楽しめそうだ。
一周り散策をした後、園内で売っているゆずまんじゅうを頂きながら、コーヒーブレイク。草戸山へ向かう。
草戸山から拓大西尾根
カタクリ園の前の道路を左に行くと、宝泉寺があり、その先にハイキングコースの入り口がある。
緩やかに上って行くと、小松城跡に出る。左へ進むと、神奈川の美林50選川尻穴川のヒノキ林だ。
城山ハイキングコース入口 川尻穴川のヒノキ林
昔小松原城の武士たちが、ここに集ったのか、評議原という広場があった。ベンチもあり休憩にはよい。
その先には賑やかな本沢梅園に出る。梅はまだ2~3分咲きだった。
評議原  本沢梅園
急な石段を登ったところが、金刀比羅神社で、都心の見晴らしがよい。
右に回り込むように進むと、ひっそりと城山湖がたたずむ。 
湖面に沿って、右に進む。
金刀比羅神社へ 城山湖(対岸が草戸山)
小高い山を登ると、相模原市最高峰だという草戸山(364m)に着いた。
見晴台があり、テーブルもある。春休みなので、家族連もいる。
ポカポカ陽気で、外でのお弁当はいっそう美味しい。
草戸山(松見平休憩所) 高尾山口分岐
Jさんが、仙台の揚げかまを持ってきてくれた。私も大好きなかまぼこなのだが、震災で工場は流されてしまったそうだ。クマさんが、「工場は流されたけど、技術は流されなかったんだね」とたまにはいいこと言う。再開出来て本当によかった。 
ここから高尾駅に向かうが、私達は初めてのコース、拓殖大西尾根コースを行くことにした。 
草戸峠には、丸太のベンチがあり、高尾山方面の見晴らしがよい。
その先に新しい標識があったが、進行方向に、”方向不正につき改修”と貼り紙がしてあり、ロープが張ってあった。指す方向が違ったようで、木には四辻、高尾山口は左方向の案内がある。
№37鉄塔 水温む
だが私達はもともとそちらに行く予定ではなかったので、ロープを越えて真っすぐに進むことにした。拓殖大のキャンパスがあるので、右側はずっとフェンスがある。道もよく歩かれ迷うようなところもない。下からは、サッカーをしている学生の声が弾んでいる。
途中目印の№37鉄塔がある。鉄塔や高圧線は登山の際よい目印になる。それが、国土地理院の地図から消えるというので、なぜなのかと思っていた。そしたら利用者からの声が多く、復活することになったと翌日の新聞に出ていた。とりあえずよかった。
 下山して高尾駅に向かっていると、中学生が沢で遊んでいた。もうそんな季節になったのだ。