カセレス・トルフィージョ
-kaceres/trujillo
2006/06/21(水)
とうとう残すところあと2日。長いようだったが、来てしまうとあっという間に過ぎてしまった。ずっとよい天気で、予定通りに過ごせた。
パラドールは普通のホテルより、部屋も食事も、ワインもグレードが高いそうだが、全てよかった。暑い夏場でもなかなか予約が取れないそうなので、今回こんな素敵なところに泊まることが出来てラッキーだった。
パラドール・デ・カセレス
カセレスはローマ時代に築かれた都市で、旧市街の城壁に囲まれた部分が中世そのままの形で残っている。「エストレマドゥーラの宝石」と言われている。スペインはこういう都市が、いたるところに残っている。
それにしてもコウノトリが多い。
こんなところにも(画像クリックで拡大) マヨール広場
トルフィージョ
トルフィージョカセレスからバスで1時間ほど走ったところにある旧市街。半日ここでスケッチ。こういう自由時間の時、喉が渇いたり、トイレに行きたくなったりするので、例のスペイン語のメモが役に立つ。
こんな街角も描きました
バルでのランチ
ピサロの像
今日まで絵を描いてばかりで、買い物をする暇もなかった。一度パラドールに戻り、一休みしてから初めて買い物に出かけた。
最後の夜なので、まだ明るい9時頃からディナーを楽しんだ。
ガイドさんいわく「皆さん個性的な方ばかりなので、最初はどうなることかと思いました」。終わってやれやれというところかもしれない。食後はパラドールの中庭で、ガイドさんのギター演奏に耳を傾けた。 ギター演奏
パラドールでの最後の晩餐
6月22日(木)
最終日もよい天気。陶器の町タラベラに寄り、マドリッドへと向かう。タラベラは有田の町のように、道の両側に陶器のお店が並ぶ。トイレ休憩とあわせて、1時間くらいしかなかったのでゆっくり見られなかったが、スペインっぽい明るい模様のお皿を買った。
マドリッドで、Mr.Komatsuの友人夫妻とランチを一緒にして、プラド美術館を見学した。
マドリッドの気温は39度。陽射しは強いが、カラッとしているので日陰は涼しい。
最高齢は78歳の人もいたが、皆元気で無事に帰路につくことが出来た。いつも失敗の多い私も、今回は大したミスもなく過ごせた。(多少はあったが・・・)
持っていった画用紙が足りなくなるくらい描いた。こんなに毎日集中して絵を描いたことは今までなかった。それにしても意欲的な人たちと一緒に行かれて、よい刺激を受け収穫の多い旅になった。
マドリッド発19:25のAF1901便、パリ経由で帰国。23日17:55成田着。 プラド美術館で模写をする人