高倉山379m(藤野)
-takakurayama-
  日程 2009年11月15日(日)
行程 高尾9:27-(JR中央線)-藤野9:40~55・・・日連大橋・・・秋川橋・・・フラワーガーデン10:35・・・尾根上11:05・・・高倉山11:25~12:05・・・天神峠12:10・・・ロスタイム45分・・・天神峠12:55・・・奥牧野13:45・・・東尾垂の湯14:15~16:15-藤野16:35~16:50-高尾
メンバー 凸凹山岳会(I.W.N.S夫妻.K.Y・・・7名)
温泉 東尾垂の湯(4時間850円・・・タオル付)
交通費 高尾⇔藤野(230×2=460円)
 紅葉の忘年山行
今年の忘年山行は、皆の予定に合わせ、少し早く行うことになった。10人参加の予定だったが、3人は急用ができ、不参加。今回初参加のNさんを加え、7名で行くことになった。
 昨日までぐずついた天気が続いていたが、今日は快晴、雲ひとつない青空。それも、11月半ばだと言うのに、22度にもなった。
 日連大橋(ひづれおおはし)  奥相模湖と紅葉
 この会の忘年山行は、むしろ山の後の親睦会がメインだったりするので、Sさんが藤野の低山と良い温泉を見つけてくれた。
 ガイドブックの通り甲州街道を左折し、すぐに奥相模湖方面に下り、日連大橋を渡る。橋からは、周りの山々の紅葉と、湖面に浮かぶ釣り船が素敵なロケーションだった。
   藤野芸術村
 藤野は最近芸術家が多く、芸術の道や、芸術の家などができ、町のいたるところでオブジェが見られる。
 秋川橋を渡り、藤野フラワーガーデンを目指して行く。ガイドブックに載っていた遊歩道入口のアーチが見つからない。尋ねると、撤去したとのこと。
 オブジェとイチョウ  遊歩道入口  ここから樹林の道になる。
標識があまりなく、わかりにくい。秋山川に沿って行くと、橋が架かっているところに、標識があり、急坂を登る。やっと、山らしくなってきた。
 ここからとても長い階段が続き、息が上がる。
 やっと登りきった所にベンチがあり、一休み。
   「高倉見晴を経て天神峠」登り坂  山道になる
 山頂まで2か所ベンチがあった。紅葉の尾根歩きは、明るくて気持ちがいい。 最後に少し登ると、高倉山へ着く。 
 
 紅葉の里山、長~い階段  葛原分岐  高倉山(379m)
 北側が少し開け、今日は、丹沢・道志方面の山々がくっきりはっきりと見える。
  テーブルがあったので、そこでランチにした。行程が短く、温泉で親睦会なので、軽めにということだったが、デザートが多く、おなかいっぱいになってしまった。 
 天神峠に向い急坂を下ると、あっけなく林道へ出た。(天神峠の標識はない)
 ここにもアーチがあるはずだったが、なかった。ここで下ると書いてあり、左は登りなので、私たちは右へ行った。
 蛭ガ岳  天神峠(赤い矢印の方向が違う)  これが大きな間違い
 45分もロスタイム
向いの山並みがあまりにもきれいで「あの尾根を歩けそうね」と地図を見ると、陣馬山から三頭山に続く笹尾根だった。(間違えたおかげで、この素晴らしい景色が見られた)
 葛原を過ぎ、これでいいのかと誰もが疑問に・・・そこで道を聞くと、反対に下って来たらしい。目指す温泉は、振り出しの天神峠へ戻り、そこからさらに1時間もかかる。あ~~~ 。
 それにしても、わかりにくい。 -笹尾根-  三頭山~生籐山~陣馬山 
   ゴールは近くて遠い
気を取り直し、再出発。カーブを下がると、目の前に目指す藤野温泉病院が見えてきた。その隣にゴールの温泉がある。 
 だが・・・そこには、深い谷を流れる秋山川が行く手を拒んでいる。目と鼻の先にあるのに、橋がないのでこれから1時間も歩かなくてはならない。
奥牧野   小津久  
 美しい里山風景を見ながら奥牧野で県道517へ左折。さらに緩やかに上り、小津久を過ぎると、ゴールの東尾垂の湯(ひがしおだるのゆ)へ着いた。苦労してきた甲斐があり、100%天然かけ流しの極上の温泉だった。
 帰りは藤野駅へ無料のバスが出ているので、たっぷり温泉につかり、ゆっくりできた。ここの薬膳うどん(豆腐サラダ、ブルーベリーヨーグルト付き、700円)はおすすめ。3人が頼んだら、それぞれ、ウコン、小松菜、紫イモ入り3種類のうどんでおいしかった。
今日は、山歩きより、車道歩きが長かった。簡単な里山歩きと思っていたが、いろいろあって忘れられない山行になった。今年も全員そろっての忘年山行ができなくて残念だった。