高尾山八十八大師巡り599m
-takaosan88taishimeguri-
 2016/07/11(月)曇り時々晴れ  
ここのところ腰痛や展覧会があったり、皆の予定も合わず、なかなか山に行かれなかった。夕方からJさんが用事があるが、やっと今日三人の都合がついたので、高尾山で八十八大師巡りをすることにした。
高尾山八十八大師は、明治36年、信徒のために薬王院の大僧正が、四国八十八ヶ所霊場を巡礼され、札所の土を持ち帰り大師像の下に納め大師像を建立したそうだ。
まずは登山口の不動院で案内図(¥100)を買い求める。早かったのでまだ閉まっていたが、少し待つと買うことが出来た。コースを検討すると、やはり一日で全部廻るには2回登らなければならないので、今日は琵琶滝から蛇滝を歩くことにした。
  清滝 1~8
二本松 9~16 
十一丁目茶屋 17~19 
タコ杉 20~22、66 
神変堂 23、64,65 
仏舎利塔 42~63 
権現茶屋 40,41
大師堂  24~36 
飯縄大権現  37,38
奥の院  39
  案内図:不動院(¥100) 蛇滝  67、68 、69、70
行程:4時間20分   メンバー:j.s.y(3名)  老人ホーム内  71~74
ケーブル駅の広場に清滝という細い滝があった(それで駅名がついたとは知らなかった)。 
そこから始まり、1番から8番までの大師像が置かれていた。
弘法大師像(不動院内) これより阿波の国 八十八大師巡り
Sさんは現在四国お遍路の最中で、もう80番札所まで歩いている。よく覚えていられると感心してしまうが、札所の状況、付近の景色、門前の美味しいもの、失敗談などエピソードをまじえながら解説してくれた。おかげで目に浮かぶようで臨場感あり、楽しめた。  
これは何?
川沿いの道を歩きはじめると、白い花が咲いていると思い近づいてみると、フワフワと動いている。まるでイソギンチャクかマクラメ手芸のようにも見える。 帰宅後調べてみると、ミツクリハバチの幼虫だそうだ。10個くらいついていた。
ミツクリハバチの幼虫 ミゾソバ
案内図には不動院琵琶滝蛇滝でご朱印を頂くようになっている。琵琶滝で押印してもらい、二本松へ。
このコースよく歩くが、奥にお地蔵様が並んでいる所は知っていた。二本松とはここだった。 
9~16番あるが、16番は板碑のみ。 
二本松札所(9~16番) 15番国分寺と松の木
Sさんの解説は続く
恩山寺には弘法大師の母が、出家した際納めた黒髪が、今も残されているそうだ。 
タコ杉の隣にも4体ある。20~23、66番。 
17番井戸寺(十一丁目茶屋前) 18番(恩山寺)19番(立江寺)
訂正:黒髪にまつわる話、Sさんから間違って教えたと訂正がありました。「肉髪付鉦の緒」が祀られているのは、十九番立江寺です。しかもそれは夫を殺して愛人と逃げたお京の髪で、この寺に懺悔に詣ると、髪の毛が逆立ち鐘に巻き上げられ残ったという怖い伝説のお堂があると伝えられている。その後お京は改心し出家し、近くの庵で生涯を終えたそうです。(調べてみると間違いではなく、恩山寺にも母君の髪が納められている話があるようです。)
  雲辺寺は、野球で有名な池田高校の近くにあり、標高900mもあり、Sさんの行った日は、雪で大変だったようだ。   
薬王寺が阿波最後の札所で、海が見える所にあるという。 
  66番(雲辺寺)  23番薬王寺
神変堂付近に4体。三角寺は伊予の難所で、行き倒れのお遍路さんも少なくなかったそうだ。
前神寺石鎚山の前衛峰で、Sさんは今年石鎚山リベンジを狙っているとのこと。 
64番(前神寺)、65番(三角寺) 男坂(石段右上に63番吉祥寺)
仏舎利塔があるのは知っていたが、行ったことはなかった。登って見ると、正面広場には42~63番まであった。
45番岩屋寺は標高700m の巨岩の中腹にあり、人気がある札所。
ヤマホトトギス 仏舎利塔入口(いつの間に出来た?)
53番円明寺はキリシタン禁制の頃、お遍路の信徒に交じって密かに信仰を行った小さなマリア像が刻まれている。  57番栄福寺は「ボクは坊さん 」で 映画の舞台になった。  60番横峰寺は遍路転がしと言われる最難所。シャクナゲがきれい。
58番仙遊寺は、瀬戸内海を一望のもと、精進料理が大評判。  61番は大ホールがある香園寺
涼やかなあじさい咲く境内 Jさん(地図読み)、Sさん(解説)、Y(写真)  薬王院
権現茶屋前の高台に40、41番。 
薬王院本堂脇の大師堂の裏側に24~36番まである。36番清竜寺は、朝青竜の四股名になった寺だそうだ。お遍路の杖を忘れた種間寺大日寺近くの宿、遊庵がよかったとか思い出は尽きない。奥の院に39番。  
笑顔 イケメン風
ヤマユリ 37番岩本寺(マリリンモンローの天井画) 飯縄大権現堂(37,38番)
蛇滝で3つ目の押印を受けた。イワタバコが咲きはじめていたが、見頃はもう少し先。     
滝の入り口には立ち入り禁止土足厳禁の札が下がり、門は閉まっていた。中に67,68番があるがあきらめよう。 
   イワタバコ  蛇滝(立ち入り禁止、土足厳禁)
蛇滝の下りに67~70、74番がある。
若者が写真を撮っているので、何があるかと思ったらサワガニがいた。 
最後は老人ホーム内にあるが、入れるようになっていた。 
サワガニ 古い大師様(読めない)
71番弥谷寺(いやだにじ)は、磨崖仏があり、日本三大霊場の一つに数えられている。75番善通寺は、弘法大師誕生の地。 
石仏は赤いニット帽を被り、木々の中に埋もれていてもわかりやすかった。最後の4体は布製のお帽子だった。 
今日はここまでで打ち止め。残りの金毘羅台にある13札所はまた日を改めて、結願の巡拝証を頂きに行こう。そして今日は時間が早過ぎ、食べられなかった権現力ソフトでお祝いしよう。
高尾山のこんな楽しみ方もあるのです。皆さんも試してみてください。  71~74番(老人ホーム内)