高尾山(599m)(大垂水峠~城山)
-takaosan-
 2014/07/01(火)曇り  
コース:日影沢ー紅葉台ー学習の歩道ー大垂水峠ー関東ふれあいの道ー城山ー一丁平ー日影沢
高尾山の学習の歩道というのはいろいろあり、今日はまだ歩いていない大垂水峠へ下り、関東ふれあいの道を城山へ登るというコースを行ってみることにした。
梅雨まっただ中で、天気はぱっとしないが、端境期でも花は見られるものだ。今回も新発見があった。
アカショウマ、オカトラノオ、ヤマアジサイなど白い花が多い。
アカショウマの道 ホウチャクソウ実
2種 初対面
紅葉台の脇道に、ロープを張られた中に小さな名札があった。これがクモキリソウだった。
ずっと見たい花だったのに、ロープの中で接写はできない。こんな写真しか撮れなかった。あ~残念。 
クモキリソウ(写真大失敗)  ムラサキニガナ
背丈が1m近くある茎の先に、紫色の可愛い花がたくさんついた花があった。これも初めて見る花だ。花がニガナに似ている。帰って調べてみると、ムラサキニガナと言い、地域的な絶滅危惧種で、多摩丘陵ではわずかしか見られないとか。ここでは何本も見られた。 
 ニガイチゴ ヒメコウゾ  サルトリイバラ実 
学習の歩道はキイチゴいっぱい。つまみ食いしながら歩く。甘酸っぱくて美味しい。
もう少しで咲きそうなヤマユリ。ホタルブクロ、オカトラノオ、ムラサキシキブもたくさん見られた。
ムラサキシキブ ホタルブクロ   学習の歩道三差路
オカトラノオ ハエドクソウ オカタツナミソウ
    三差路からはどんどん下って行く。甲州街道の大垂水峠まで下る。右へ車道に沿って歩くと、登山口があった。 
夏草が茂っている。沢沿いに急坂を登る。途中緩やかになったり、少し下ったりするよい道になった。 
 大垂水峠 ノイバラ   
大垂水峠から約1時間。最後は急坂を登り、高尾山からの尾根道と合流した。すっかり木道に化していた。 
奥高尾は、雨上がり、初春の頃の霜解け、雪のあとなど田んぼのようにぐちゃぐちゃになる。人が増えて来て、こうなることも仕方ないのかもしれない。 
     
 階段と木道の道(2014.6より)  一丁平のヤマボウシ サワギク 
高尾山は平日でもとても混むようになったが、今日のルートはほとんど人に会わず、静かなハイキングが楽しめた。花も多いし、春も楽しみなコースだ。
ほんの少し季節が変わっても、また違う花との出会いがある。まだまだ知らない高尾山がありそうだ。