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今年のシルバーウィークは5連休で、予報では晴れマーク続き。連休で高速は渋滞が予想されるので、久し振りに奥武蔵方面に行ってみることにした。 |
数年前まで「県立名栗少年自然の家」だったところが、「名栗元気プラザ」と名前が変わっていた。 |
こちらの第二駐車場に駐車し、事務所にことわりに行ったら、地図まで用意してあり、いろいろ説明してくれた。見晴台経由の道(破線ルート)は少しわかりにくいところがあり、この間迷った人が出たということだった。私たちは林道から行くことにした。 |
県道を少し戻ると、通行止めになっている林道の入り口がある。 |
名栗元気プラザ入口 |
最初は舗装してあるが、10分ほどで未舗装になる。(小さな標識あり) |
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舗装路の林道 |
右に入ると未舗装になる |
武川岳登山口 |
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林道行き止まり手前で右に「武川岳登山口」の標識がある。 |
沢沿いに杉林の急登を登る。風がサワサワといい気もち。今日は晴天で、杉林も明るい。 |
尾根に出ると、立派な標識もあり、これなら見晴台 の道でも大丈夫だったかもしれない。 |
杉林急登 |
尾根分岐 |
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風で落ちたのか、山栗、どんぐり、サルナシなどたくさん落ちていた。 |
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尾根に出ると、風がザワザワと強くなり、帽子止めを忘れ、飛ばされそうになった。 |
木々も杉から自然林に変わり、傾斜もなだらかになった。 |
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ミヤマヨメナ |
自然林の尾根 |
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あ~間違えた |
ひょっこりと武川岳に着いた。二子山、大持山への分岐になっていた。少し南側が開けているだけで、展望はよくない。他の山に行く通過点にすぎないようだ。 |
kumaさんに「妻坂峠の方でいいの?」と聞かれ「いいんじゃない」と地図も見ずに答え、出発した。(標識は、二子山と妻坂峠方面しかなかった。) |
滑り落ちそうな急坂を15分ほど下った所に、また妻坂峠の標識。「あれっ?なんか変かも???」地図で確認すると、違った!武川岳から南に行くはずなのに、西へ向かっていた。ほかに道はなかったような気がしたが。頭の中は?マークいっぱいで、もう一度武川岳へと急坂を引き返す。 |
武川岳1051m |
山頂の先に分岐があった。山伏峠・天狗岩へと確かに書いてある。 |
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登って来るときは、標識が裏側なのでわからなかったのだった。 (裏にも書いてほしい) |
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30分のロスタイム。気を取り直し、もう一度出発。 |
まもなく、手書きの標識だけの、前武川岳へ着く。ここは、天狗岩への分岐。そちらは健脚者向きと書かれていた。 |
山伏峠への分岐 |
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前武川岳1003m |
しばらくは、展望のない林の中をひたすら下る。 木が伐採された広々とした斜面に出たら、正面に伊豆ヶ岳と連なる尾根が良く見える。 |
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今日はじめての登山者に出会う。年配の男性だが、正丸駅から伊豆ヶ岳に登り、これから二子山を経由し、あしがくぼ駅まで行くという健脚者だった。 |
車の音が聞こえる。 |
伊豆ヶ岳 |
山伏峠 伊豆ヶ岳登山口 |
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下りきった所が山伏峠で、県道を横切り、斜め向かいの伊豆ヶ岳登山口を登る。 |
参拝の人など来そうもない、古ぼけた鳥居をくぐり、石の祠の脇を行く。 |
丸太の階段や急な斜面が続く。道がなくなりかけた、崩れたところもあった。木々の間から武甲山が少し望めた。 |
このコースは、短いがかなりの急登だった。 |
普通の丸太の鳥居 |
伊豆ヶ岳への急斜面 |
南側からの道と合流し、山頂へ。 |
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やはり伊豆ヶ岳は、多くの人で賑わっていた。武川岳方面の山々の展望がよいが、まだ木々が茂っているので、あまり見えない。 |
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以前来たときは初春だったのでもっと展望が良かった気がする。 |
風が強く、持参したコーヒーも沸かせず、少し休憩して女坂を下る。 |
まだ登山者がどんどん登って来る。 |
五輪山を越え、正丸駅に向け下って行く。 |
伊豆ヶ岳851m |
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長岩峠 |
長岩峠で左に折れ、10分ほど下ると林道に出る。こちらのコースの方が楽な気がする。 |
県道に出て右に下ったら、元気プラザ正門で、第2駐車場は入口が別だった。また引き返し、坂を少し上る。 |
今日は一日秋晴れで、渋滞もなく奥武蔵大正解だった。まだこの辺り、登っていないところもたくさんあるので、また行ってみたい。 |