滝山城跡・切欠のカタクリ
ー八王子自然体験講座ー
2022/03/20(日)晴れ15℃  
滝山城跡には何度か行ったことがあるが、切欠(きっかけ)のカタクリは初めて聞く。八王子とあきる野の境のようだ。市の募集があり参加した。
20名の参加だったので、3つのグループに分け、リーダーが一人ずつ付く。他に市の担当課長、北部地区会長、植物の先生、他にもスタッフ数名と大人数になった。
行程:滝山観光駐車場10:00~15-滝山城内10:30~11:00-高月の田園散歩-高月町会館12:10~13:00-円通寺-高月城跡-切欠カタクリ13:45~14:00-元杏林大学14:50   行程:5時間(参加者20名)
滝山城跡
まずは滝山城跡へ急坂を登る。
 土塁、空堀、曲輪など見ながら、中の丸へ。トイレ休憩をとり、北側の石畳を下る。雨の後は滑るので、スタッフはロープを用意していたが、使わなくて済んだ。
滝山城跡へ登る 土塁、空堀など見られる
空堀 引橋だったところ 急な石畳
途中に花があると、説明をしてくれた。キブシは房の長さが長い方が雄花、短いものが雌花だそうだ。
石畳を下り、里道を歩いていると、土手にカタクリの蕾があった。ここはニリンソウも咲くのだそうだ。 
キブシ カタクリ(蕾)
右に滝ケ原のグランドがある。ここで昔テニスをしたことがある。
秋川の南側は広い田んぼや畑になっている。植物についていろいろ教わりながら畦道を行く。 
畦道を行く
ホトケノザとヒメオドリコソウ
どちらもシソ科オドリコ草属
ホトケノザは花は上向き。「仏の座」と書くように、葉が座布団のようだ。
 ヒメオドリコソウの花は葉に隠れるように横向き。
 ホトケノザ ヒメオドリコソウ   
     ナズナとタネツケバナ
どちらもアブラナ科、食べられる 
ナズナは果実がハート形。果実をシャラシャラ鳴らして遊べる。七草。 
タネツケバナは果実が細い。 
ナズナ タネツケバナ
    
秋川沿いのヤナギ   オオイヌノフグリ
オカスミレ 別名「瑠璃唐草」「 聖母マリアの瞳」「ブルースター」繁殖力旺盛
   
 滝山丘陵  円通寺  円通寺 枝垂桜
 円通寺近くの高月町会館で昼食休憩をした。円通寺の枝垂桜は、残念ながらまだ2分咲き程度。
高月城跡  高月田園地帯
切欠のカタクリ
切欠のカタクリは、やや早かったかもしれないがよく咲いていた。あまり手が入らず、自然のままなのがよい。
1万株くらいはあるそうだ。山の中の不便なところなので、見物人も少ない。 
 林の中を歩く    
 カタクリ群生地まで山を登り、帰り道も元杏林大学の裏山まで、急坂があり結構大変だった。  
山歩きをしている人なら大丈夫かもしれないが、慣れない人にはちょっときつかったかもしれない。 
  白花 カタクリ群生
  白花は1万株に 1本といわれているらしいが、2本並んで咲いていた
よいコースだったが、案内板もなく、滝山からは詳しい地図もない。友人たちを案内したいが、今日は後をついて行っただけなので、もう一度行く自信がない。滝山街道へ出て、バスで帰った。