弥彦山638m(上越)
-yahikosan-
年月日 2007年3月27日(火)
行 程 コージツ瑞穂店6:00−(圏央道・関越−中之島IC9:20ー西生寺9:45〜10:05・・・(裏参道コース)・・・弥彦山12:10〜50(ランチ)・・・(八枚川コース)・・・登山口14:15・・・車道歩き・・・駐車場14:30−さくらの湯ー寺泊買い物ー中之島IC−コージツ20:45
ツアー コージツ月例山行(ガイド2名、参加者44名
温 泉 さくらの湯
樋曽山のはずが・・・
新潟に知る人ぞ知る樋曽山というユキワリソウの山があり、4月3日にコージツツアーが組まれた。ネットで調べてもあまり詳しい情報が載っていず、皆、秘密にしておきたいと、地図も載せていなかった。新潟の友人も、もうそんなところまで知れてしまったのかと嘆いていた。そんな秘密めいた山なら、ぜひ行ってみたいと友人夫妻と、クマさんも仕事を休んで参加することにした。
今年は暖冬で、下見に行った2月末に、なんとユキワリソウが咲き始めてしまったそうだ。ツアーを1週間早めて、3月27日に変更するとの連絡があった。
バスの中で、樋曽山はもう花は終わりかけのようなので、まだ元気なユキワリソウが見られる弥彦山にしようと、急遽多数決で決まった。私は、弥彦には4年前に行っているので、残念だがしかたない。
この時期、日本海方面の天気はよくない。今日もどんより曇り空。 奥中央が弥彦山、右多宝山、手前国上山
越後湯沢、六日町辺りはまだ雪が多く、越後三山も真っ白だった。途中越後川口のサービスエリアに寄ったら、掃いた雪が山になりとても寒かった。
中之島で関越道を降り、寺泊方面へと向かう。スタートは西生寺という寺で、日本最古のミイラがあるという。ここの駐車場から裏参道を登る。
念のためアイゼンは持ってきたが、道は乾いていた。雪も谷に少し見られる以外はまったくなかった。それにとても暖かく、皆一枚脱いで歩き始めた。いつも不思議に思うのだが、新潟は雪国と思っていたが、新潟市周辺はあまり多くは降らないようだ。つくしも出ているし、家々の庭の花も東京とあまり変わらない。
森の妖精、花盛り(画像クリックで拡大)
歩き始めから早くも、カタクリユキワリソウがいっぱい見られた。今日は大人数なので後ろのほうで写真を撮りながら登るにはちょうどよかった。
弥彦山で出会った初春の花
キクザキイチゲ キクザキイチゲ(青) カタクリ ミツバオーレン ナニワズ(ナツボウズ)
エンレイソウ ネコノメソウ ショウジョウバカマ エチゴコバイモ トキワイカリソウ
しばらくは林の中を登る。カタクリは群落を作り、ユキワリソウは色とりどりのかわいい姿を見せてくれる。やはりユキワリソウは何度見ても感激する。
日程が変わったり、行き先が当日変更になったり、はらはらさせられたが、コージツのガイドさんも花が見られ安心したようだった。
眼下に日本海が見えるが、空も海も冴えない。晴れていれば佐渡まで見えるそうだが、展望はよくない。
弥彦スカイラインと鉄塔があるのが弥彦山 カタクリ群落
以前来たときと景色が違うと思ったら、コースも山頂に着いた場所も違っていた。あの時は地元友人の案内で、表参道から秘密の花園を下山したのだった。あの感激は今でも忘れない。あのときのように大きな塊のユキワリソウは見られなかった。
山頂は風が強く、風をよけてお弁当にする。予定を繰り上げ、下山することにした。八枚川コースを下る。階段が多く、花は登りに比べ少ない。
4月にならないと弥彦山スカイラインは開通しないため、登山口から駐車場まで車道を歩いた。
山頂の鳥居と多宝山 山頂にて
去年出来たばかりの真新しいさくらの湯で温まり、寺泊で浜焼きを食べたり、新鮮な海の幸を買って新潟を後にした。
この山行にあたり、何度も樋曽山へ下見に行ったり、花情報を送ってくれたkimkim夫妻に感謝します。