屋久島/白谷雲水峡
-yakushima/shirataniunsuikyo-
年月日 2007年4月26日(木)〜29日(日)
1日目 八王子5:30−羽田空港6:45〜8:05出発ー鹿児島空港10:10(20分遅れ)〜10:40出発−屋久島空港11:15〜30(レンタカー)ー白谷雲水峡ハイキングー宮之浦〈シーサイドホテル泊〉
2日目 宮之浦岳登山ー〈シーサイドホテル泊〉
3日目 縄文杉登山ー安房”民宿鹿の子”泊
4日目 午前中屋久島観光ー屋久島空港13:40出発ー鹿児島空港14:10〜16:00出発ー羽田17:40−八王子20:30
メンバー kuma,yukky・・・2名
 屋久島は、私は6年ぶり2回目、クマさんは初めて行った。
前から行きたいと言っていたのだが、なかなかチャンスがなく、今年は早々ツアーに申し込みをしていた。それが、直前になり、私達が申し込んだ日程だけ人数不足で催行できないと連絡があった。クマさんの都合で決めたので他に変更は出来ず、それなら思い切って二人で行ってみようと計画を立て直した。
とりあえずホテルと飛行機だけ予約したが,、ゴールデンウィークに入るため、最後の29日だけホテルが取れず、どこをあたっても空きがなかった。ネットでみつけた民宿に何とか予約が出来、予定通り出発することになった。
屋久島は一ヶ月に35日雨が降ると言われているが、今日からの予報はよい。晴れ男のクマさんは得意げ。
羽田空港が混雑のため離陸が20分遅れ、鹿児島空港では忙しかった。空港を飛び立つとすぐに、眼下には九州の最南端、佐多岬、そして開聞岳が見えた。
飛行機の乗り継ぎは、荷物を持たなくてすむので楽でいい。屋久島は晴れ、気温21度、爽やか。 屋久島空港
白谷雲水峡(もののけ姫の森) 2007/04/26
レンタカーを借り、最初あったコンビニでおにぎりを買う。コンビニやスーパーは少ないので注意。
そのコンビニは愛子岳のすぐ近くで、限定の”焼酎愛子”を売っている。同じ名前の友人がいるので、お土産に買って帰ろうと思ったら、なんと皇室の愛子様人気で10ヶ月待ちとか。島の人でも手に入らなくなっているそうだ。
白谷雲水峡は、標高800mのところにあるため、どんどん登っていく。道はまだ工事中のところもあり、狭いところもある。駐車場は少ない。
白谷雲水峡地図クリックで拡大 白谷川と周りの森
入り口で料金(300円)を払い、周り方など教えてもらった。もののけ姫の森までの3時間コースを行くことにした。
入り口近くの白谷川の清流は、切り立った渓谷、重なり合う岩の間を水しぶきを上げながら流れ落ちる。川岸にはサクラツツジが彩りを添える。
うっそうとした森の中に入っていくと、木や岩は苔むし、水は豊富だ。大木が現れ始める。大きな杉には名前がついていた。他にも、バリバリノキ、ヤマグルマ、アリドオシノキなどの名前が見られた。
平日なので、時々人とヤクシカに会う程度で、静かだった。シカは木の芽かコケを食べているようで、目が合ったが逃げない。
飛流おとし 原生林歩道を行く 沢を何度か渡り、アップダウンを繰り返しながら進む。
二代くぐり杉
2時間ほどで白谷小屋へ着いた。大きなシャクナゲが2本咲いていた。後で聞いたところによると、屋久島シャクナゲではなく、園芸種だそうだ。
小屋から、15分ほどでもののけ姫の森に着く。 3本足杉 七本杉
そこは、もののけ姫の舞台になった神秘の森。木も、岩も、根もすべてコケとシダで覆われ、何かの形に見えてくるような、背中がゾクゾクするような不思議な世界。森の妖精が潜んでいるような気になってくる。しばらく休んでいたら、幽玄の世界に引き込まれてしまいそうだった。
ここより縄文杉を経由して宮之浦岳へ行くことが出来る。その先の太鼓岩まで行くと眺望もよいらしいが、明日からの長い行程を考え、やめておいた。
帰りは、くぐり杉の先から、対岸の楠川歩道を駐車場まで歩いた。
森の中の清流 もののけ姫の森 サクラツツジ (画像クリックで拡大)