文学散歩⑮
 2016/03/26(土)曇り
小泉八雲「雪おんな」・赤塚不二夫と御岳渓谷
コース  JR青梅駅ー住吉神社ー青梅三館めぐりー青梅駅-御嶽駅ー御嶽渓谷遊歩道ー寒山寺ー小澤酒造澤乃井園ー沢井駅 
 歩行:3時間  行程: 約3.0km  参加者:21名
第15回文学散歩は、青梅路を訪ねた。最近青梅駅周辺には昔の映画看板が並び、昭和の時代にタイムスリップしたようだった。
まずは青梅駅から住吉神社に行く。大阪の宮大工によるという彫刻が素晴らしい!こんなすごい神社が青梅にあったなんて知らなかった。5月の青梅大祭には12台もの山車が出て賑わうそうだ。
小泉八雲(1850-1904)54歳没 作家 Lafcadeio Heam
「怪談」耳なし芳一の話し「雪おんな」外
赤塚不二夫(1935-2008)72歳没 漫画家
「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」「天才バカボン」
住吉神社 ~青梅三館共通入館券 750円~
「昭和レトロ商品博物館」は私達が子供の頃を思い出させる懐かしい駄菓子、おもちゃや生活用品など展示してあった。2階は「雪おんなの部屋」で、実はハーンが「怪談」を聞いたのは、意外にも東京都西多摩郡調布村出身の親子からだといい、物語の舞台となったのは、現在の青梅市中部の多摩川沿いの渡し付近だったといわれている。
隣の「赤塚不二夫会館」はトキワ荘の再現の部屋、写真や本がたくさん展示してあった。以外にも赤塚不二夫が、源氏物語や枕草子、古事記など漫画で描いていた。おそ松くんやちび太など、知っているキャラが登場する親しみやすい内容のようだ。今度読んでみたい。
おそ松くんは27年ぶりにTVアニメとして、成長した「おそ松さん」になって放映されているそうだ。
「昭和幻灯館」は山本高樹氏のジオラマや有田ひろみ・ちゃぼの絵画などの幻想空間。古いブロマイドや色紙も見ることが出来る。
青梅から御嶽まで電車で移動し、御嶽渓谷を散策する。最近はカヌーやボルダリングをする若者たちに賑わっている。
途中に河合玉堂美術館「お山の杉の子」歌碑、朝倉文雄の「青年の像」などがある。
   御岳渓谷 お山の杉の子歌碑 
澤乃井園の川向こうには、「寒山寺」がある。鐘をつきながら願い事をすると、叶うというので、皆さんそれぞれの思いを託して撞いた。 ここで解散となる。
女性は、地場野菜、名物の豆腐、燻製チーズ、酒まんじゅう、酒粕(とっても美味しい)など買い込んだ。 
小澤酒造「澤乃井園」園内には御岳山登山の帰りに立ち寄ったといわれる、北原白秋の歌碑が立つ。  男性は「きき酒処」で楽しんだそうだ。常時10種類程の日本酒が\200~500で試せる。これが一番の目的だった人もいるとか…
   寒山寺