| レンゲショウマを求めて |
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| 真夏に近場の山歩きは暑いので、なるべく楽をして涼しいところを歩きたい。今回は車で笛吹市芦川側より、水ヶ沢林道を新道峠まで行くことにした。事前に観光課で確認すると、普通車でも 入れるとのこと。舗装路のよい道だった。 |
| 終点に5~6台の駐車スペースがあった。予定より早く、9時前に到着。すでに3台停まっていた。 |
| 標高は高く、車を降りると半袖では肌寒いくらいで、気持いい~~。 |
| 一番奥に登山道入口がある。 |
水ヶ沢林道終点の駐車スペース |
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登山道に入ると、目指すレンゲショウマがすぐに現れた。こんなに早く見られるとは思わなかった。どうりで、ここはカメラマンらしき人もいる。 |
| 駐車場から新道峠までは、わずか5分。 |
| 新道峠に着くと、目の前に富士山が大きく見えた。 |
| 河口湖方面から来たご夫婦が、真っ赤な顔をして登って来た。そちらからは、2時間半もかかる。私たちは、汗もかかずに標高をかせいでしまった。 |
| レンゲショウマ群落 |
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| 稜線に出ると、木々の緑が強い日差しを遮り、爽やかな風が吹き抜ける。 |
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| レンゲショウマは、登山道の両側や、森の奥の方まで咲いていた。左右キョロキョロしながら歩く。Sさんは、初めてのご対面とあり、いっそう感激していた。 |
| 私は、奥多摩の御岳山や、三ツ峠でも見ているが、ここの方が野趣あふれているのがいい。 |
| カイフウロもたくさん咲いていた。ハクサンフウロとは少し違う花を、先月三ツ峠で見かけた。調べたら、甲斐の国に咲くのでカイフウロといい、淡桃色の花弁に紅紫色のすじが入っている。 |
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新道峠(1527m) |
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一度大きく登り返し、中藤山(なかっとうさん)へ着いた。消えかけた標識が木々の中に埋もれていた。 |
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| この辺りまで来ると、レンゲショウマはあまり見られなくなった。 |
| 稜線歩きというが、アップダウンがきつく、なかなか大変だった。 |
| 爽やかな稜線歩き |
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中藤山(なかっとうさn) |
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再び登ると、不逢山(あわずやま)で、曰くありげな名前だ。恋人同しが、待ち合わせをして、逢うことができなかったところかとか・・・下世話な想像をした。 |
| 左の標識の下には、タカネナデシコが咲いていた。 |
| 不逢山(あわずやま) |
タカネナデシコ |
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大石峠が近いからか、いくつか大きな岩を乗り越える。 |
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| ところどころ開けたところがあり、富士山や河口湖の眺望が良い。 |
| 緩やかに下った所が大石峠だった。 |
| 大岩乗っ越し① |
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大岩乗っ越し② |
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大石峠は、河口湖の大石から2時間、北側の芦川 からも2時間近くかかり、登ることができる。 |
| 広い草原で、高山植物(クルマユリ、コウリンカ、カイフウロ、コオニユリ、シシウド、ソバナ、ヤマオミナエシ、ワレモコウ・・・)が咲き乱れ、富士山や河口湖、河口湖町の展望が抜群のところだ。 |
| でも、暑い!標高が高くても、日差しはきつく、遮るものがないとこんなにも暑いものなのだ。 |
| 以前、真夏に霧ヶ峰の山彦尾根を歩き、皆で日射病になったことを思い出す。 |
| 先客のご夫婦は、暑い中、富士山を眺めながらお弁当を広げていた。 |
| 大石峠より富士山を望む |
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私たちも中休止を取ろうと思ったが、暑いので、その先の森の中まで行くことにした。 |
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| この時期に歩くには、 涼しくてよいところなのに、ハイカーは少ないのか、夏草が生い茂り、登山道をふさいでいるようなところが何か所もあった。 |
| 大石峠 |
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夏草茂る道 |
| 縦走路を西に辿り、アップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を上げていく。少し傾斜が緩やかになったところで、尾根道からはずれ、南面を進むようになると、また傾斜がきつくなってきた。 |
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| 再びレンゲショウマが見られるようになった。 |
| 節刀ヶ岳に向け、最後の登りにかかる。岩場の急登になる。 |
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レンゲショウマ咲く上り |
岩場の急登 |
| 金山の分岐を過ぎ、岩場の上に出たら、展望が開けた。が、そこは山頂ではなかった。ここは、富士山はじめ、北側の釈迦ガ岳、三ツ峠方面など、周囲が見渡せる好展望の場所だ。ほんの少し、左に登ったところが山頂だった。 |
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| 節刀ヶ岳到着12時。南面大展望。北側には木陰があり、休憩にはちょうどよい。 富士山がこんなによく見える山も少ないのではないかと思う。裾野まで大きく広がり、眼下には河口湖やふもとの町、そして遥か左前方には、山中湖も見える。今日は一日晴天。 |
| 展望を楽しみながら、お弁当タイム。 |
| あとから来た、単独の女性と話をしたら、鬼ヶ岳方面から来たそうだ。そちらもレンゲショウマの群生地がたくさんあるそうで、来年はぜひ行ってみたい。 |
| 下山は往路を戻る。 |
節刀ヶ岳(1736m) |
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「アサギマダラを見たかったら、ヨツバヒヨドリソウを探せ」というくらいアサギマダラは、ヨツバヒヨドリソウの蜜が大好きだそうだ。 |
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| 右の写真は、外側は真っ白な卵のようで、大きくなると、中からプチトマトのようなきのこが現れる。(名前は不明) |
| アサギマダラとヨツバヒヨドリソウ |
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おもしろいキノコ |
| 節刀ヶ岳は、一度計画したことがあるが、どこから行っても不便で、特に平日はバスもなく時間もかかるので、諦めていた山だった。 今回、クマさんが参加し、車の運転を引き受けてくれたので、行くことができた。 |
| 帰りは、一宮御坂のブドウ園に寄ったり、ももの里温泉で汗を流した。お盆休みも終わったのに、帰りは渋滞にはまってしまった。 |
新道峠~節刀ヶ岳の花(画像クリックで拡大します)
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| タカネナデシコ |
ワレモコウ |
ハシリドコロ |
シシウド |
レンゲショウマ |
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| コウリンカ |
ウツボグサ |
マルバタケブキ |
カイフウロ |
ソバナ |
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