四阿山(2354m)・根子岳(2207m)@
-azumayasan・nekodake- 
 
 四阿山は、山の形が”あずまや”に似ているところから、由来したと言われている
 根子岳は四阿山と並んで見ると、ネコの耳に似ているのでその名前がついたといい、
 花の百名山としても知られている
登山口もいろいろあり、どれも長く大きな登りで、歴史と品格のある奥深い山だ
 
  日 程    2002/07/28〜29
 行  程 八王子5:00−横川SA7:00−上田菅平ーダボス牧場PK8:45-根子岳11:00〜11:20−十ヶ原12:15〜13:00−四阿山14:00〜15:00ー小四阿16:20−ダボス牧場PK17:10 
 歩  程 6時間40分 
メンバー  toshi、kura、森のクマさん、yukky 
 宿  泊 あずまや高原ホテル
 7月28日(日)晴れ  
 【花の百名山『根子岳』】
 以前から楽しみにしていた、4人での山行がやっと実現した。
 四阿山はクマさんの友達に、この山の大ファンがいて、話には聞いていたので、ぜひ一度登ってみたいと思っていた。
 上信越道、横川SAで7時に待ち合わせ、菅平へ向かった。
 菅平口を過ぎると、20年前に家族で来た懐かしい風景がそこにあった。
 ダボス牧場入り口で入山料(1人¥200)を支払い、広い駐車場に車を停めた。
 ここからトイレを挟んで、四阿山と根子岳へ登る人に分かれるが、四阿山へ向かう人のほうが多い。  根子岳から四阿山を望む
 私達は6月に行ってきたjunjunに教えてもらったとおり、根子岳から登ることにした。
 根子岳の上りは、ダボス牧場の広い草原から始まる。広々とした牧場に沿ってつけられた道を、まっすぐに上っていく。
 いきなり急登だが、最初から数々の高山植物が咲き乱れ、写真を撮りながらゆっくりと上るので、出だしのペースにはちょうど良い。
   ほどなくあたりは草原から、ダケカンバの林に変わる。気持ちのいい日陰があり、一息入れながら登る。森林限界まで来ると、根子岳山頂が見えてきた。
 2時間半の登りだが、たくさんの花と広々とした景色を楽しみながら登れたので、短く感じた。
 今日は晴れているが雲が多く、遠くの山々は雲の中だ。深い谷を隔てて、向かいには四阿山が大きい。
 根子岳山頂  谷を見下ろすと、ゴルフ場の芝のように明るいグリーンが広がる。
 「ここからは○番アイアンがいい」などとゴルファーtoshiさん。岩だらけの山頂は暑くて、冷たいフルーツトマトがおいしかった。あのあたりまで下りて昼食にしようと、早々に下ることにした。
 岩場の下りで足元に注意しながら下りると、十ヶ原という笹原だった。山頂から見たグリーンは実は芝ではなく、笹だったのだ。これからがいよいよ四阿山への急登が始まる。
根子岳の花】 
ハギ ハクサンフウロ クガイソウ マツムシソウ エゾシオガマ
シロニガナ コオニユリ ソバナ キキョウ トモエシオガマ
アキノキリンソウ コウリンカ ハクサンオミナエシ シュロソウ ヤナギラン ノハラアザミ