大菩薩嶺2057m~柳沢峠1480m
-daibosatsurei~yanagisawatoge-
 2016/07/18(月)曇りのち晴れ  
上日川峠へのバス便が出来てから、大菩薩は気軽に行ける百名山の一つになった。あれからほとんどのコースは歩いたが、今回はSさんの希望で、大菩薩嶺から柳沢峠への道を歩くことにした。
T夫妻は夏山の大縦走トレーニングに、クマさんは久々のリハビリ登山。
        高尾 7:06発(甲府行き)
甲斐大和 8:01~8:10発(上日川峠行き)
上日川峠(1580m)  9:00~10 
福ちゃん荘 9:35~40 
雷岩 10:45~50
大菩薩嶺(2057m) 11:00~10 
丸川峠 12:25~13:00
寺尾峠 13:30
六本木峠  14:40~45 
柳沢峠バス停  15:25~15:40発 
  メンバー:5名(t.j.s.k.y) 塩山  16:30~17:05発(ホリデー快速) 
夏は大菩薩
三連休の最後だが、まだ梅雨明けもせず、天気もパッとしなかった。
電車も空いていたが、定時のバスも空席が目立つ。よかったけれど、ちょっと拍子抜けの気分。
上日川峠は涼しく、別天地だった。
上日川峠唐松尾根登山口 福ちゃん荘
ニガナ シロバナニガナ コウリンカ
すぐに森の中に入り、唐松尾根はほとんどが森で、夏にはよいコースだ。
やはり花は少なく、コウリンカは目立ったが、他にはニガナ類、オダマキくらいだった。 
唐松尾根急登 オダマキ
雲が多いものの、時折スーッと雲が切れる。
ゆっくりペースなので、予定より少し時間がかかった。 
しっとりとした苔の深い森を、丸川峠へ下る。 
雷岩より大菩薩湖望む 大菩薩嶺(2057m)
瑞々しく多彩な苔 山梨森林百選の森
苔の森 ギンリョウソウ 大ダケカンバ
丸川峠
トントンと作業をしている音がする。やっと丸川峠だ。今日は若い男性が働いていた。 
丸川荘のコーヒーを楽しみに来た。マイカップ持参で\50引き。今日はモカにした。 
ノイバラ咲く広場 ランチ&コーヒータイム
湧き水で入れるコーヒーは格別。
ロープで保護してある草原は、ノハナショウブ、シモツケ、オダマキ・・・など咲いていた。4年目にしてやっとよい花が咲いたそうだ。
この3連休は、天気があまりよくなく人出も少なかったそうだ。 
小屋前の草原 丸川荘ご主人作(プロ級)
今回落合まで行く計画を立てていたが、ここまで予定オーバー気味。
皆で相談した結果、急ぐこともないし、今回はリハビリクマさんもいるし、楽しみながら柳沢峠へ下ればいいという結論になった。  
天庭峠 ハナホウキタケ(毒)
以前初めて落合まで歩いた時は、計画表とにらめっこしながら、気合が入っていた。やはり最初から行けたら行こうというゆるい計画では、無理のようだ。 
だが、その時は天庭峠という日本庭園のようなよい場所も知らずに通過していた。
静かな苔の森 キノコいっぱい
     最後は大慌て
六本木峠で、柳沢峠へ向け下る。 
この辺り、ブナの道、梅ノ木尾根、ナラ坂などの散策路があり、道や道標も整備されているが、それが紛らわしい。
 六本木峠  この標識に惑わされ  
余裕で柳沢峠へ下れるはずが、標識の時間を見ると、地図よりずっと長い。これでは午後一本しかないバスに乗れないかもしれない。そんな笑えない結果になったら大変と、最後は大慌てで歩いた。少し迷ったが、最後はあまり余裕もなく、何とかバス停に到着。 
 人も少なく、静かな苔の森は癒される。それに涼しくて、暑い季節にはとてもよいコースだった。
塩山駅から乗ったホリデー快速は、ビュー山梨というグリーン車もある2階建て電車で、旅行気分で得した気分だった。 
Tさんは、ゆったり楽しんでいる風だったが、下の楽しい写真をたくさん提供してくれた。  
苔の楽園 
 ネギボウズ  踊り子達 怪獣コケゴン 
     
 ネコバス  苔橋渡る参勤交代 苔ソファ 
     
 壊れたアイロン カエル   苔の森の小人
    写真・命名 by t