石鎚山1982m剣山1955m(四国)
-ishizuchiyama/turugisan-
2007/10/26
行 程(6時間)
土小屋 7:00
二の鎖小屋 8:50〜9:00
石鎚山 9:45〜10:30
夜明峠 11:05
前者ヶ森小屋 11:20〜35
山頂成就 12:40〜13:10
山麓下谷 13:50〜14:10
大歩危 16:00〜16:20
かずら橋 16:50〜17:20
三好「いやしの温泉郷」 18:30
夜中から降り出したは、私達の切なる願いもかなわず、朝になってもやまなかった。霧雨程度で、思っていたより寒くはないので、雨具の下は薄着にして、雨の中を出発した。
石鎚山は、かつては成就社からが表参道だったが、石鎚スカイラインが開通してからは、面河渓経由の土小屋からのルートが、登山のメーンルートになってきているそうだ。
土小屋にて(1500m) 白石ロッジを後に、雨の中7時出発
紅葉の中を上る
名前の通り石の山で、雨でも道はぬかるんだりせず、歩きやすかった。
落ち葉のじゅうたん 二の鎖手前の階段
ミヤマクマザサやシコクシラベの緑の中に、ダケカンバ、ブナ、アケボノツツジ、ナナカマドナンゴクミネカエデのが映える。こちらは、黄色が少なく、赤やオレンジが目立つ。
先週は一気に冷え込み、紅葉は見頃を迎えたようだが、あいにくの雨で冴えない。
石鎚山は修験の名山で、修行のための鎖場があることで知られている。まず試しの鎖というのがあり、それを上れなければあきらめなければいけないそうだ。一の鎖(30m)二の鎖(65m)三の鎖(68m)と続く。私たちは、団体なので鎖場は通らず巻き道の階段を上る。
階段には「お上りさん」「お下りさん」と書いてある 電車のつり革のような鎖(三の鎖〉
弥仙に着くと風雨が強くなり、何も見えない。目の前に聳える天狗岳さえ見ることができなかった。天気がよければ、天狗岳にも案内してもらえるはずだったが、この天気では無理だった。
急いで山荘に入り、しょうがの入った甘い「力あめ湯」で一息ついた。
石鎚山山頂(弥仙) 山荘の売店

時々雲が切れ、墨絵のような山々が現れる 石鎚神社成就社 お昼のお弁当
時々、白装束で登って来る人たちに会った。挨拶をするが、「こんにちわ」ではなく、何といっているのかと思ったら、「お上りさんかい」「お下りさんかい」と言っているそうだ。
あいにくの天気だったが、それほどひどくはならず、紅葉も見られたし、よい山だった。
これから大歩危(おおぼけ)かずら橋に寄り、徳島の祖谷(いや)へと向かう。
山頂成就 石鎚ロープウェイ(山麓下谷駅)
大歩危 かずら橋
かずら橋日本三大奇矯の一つで、かずらのつるで編んだ橋は、足元が透けて見えものすごくゆれるので怖かった。ここには寄る予定は無かったが、おまけで連れて行ってもらった。5時で終わりだったが、着いたのは10分前だった。なかなか来ることが出来ない2大名所に行かれ、ラッキーだった。