昨夜相談した結果、雲ノ平に行かなかったので今日の行程が短くなった。それなら双六泊まりでなく、鏡平まで行ってしまおうということになった。 |
若い女性グループが槍へ行くと、3時頃静かに発った。それまで眠れたので、今朝は朝食も全部食べられた。 |
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山小屋の診療所 |
朝起きたらJさんが、喉が痛いという。幸いここには診療所があるので診察を受けることにした。 |
Jさん曰く、クマ五郎のような医師と医学生が二人いて、血圧や体温を計り、喉を見てもらったそうだ。 |
三俣診療所 |
三俣蓮華岳に向けて |
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質問事項に答えたり、記入したりと薬が出るまでに結構時間がかかったようだ。風邪らしいが、本人は元気そうなので一安心。 |
山荘から三俣蓮華を見上げると、結構な急登だ。でも、五郎、鷲羽とすごい所を登って来たので、これくらいなら苦ではない。 |
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今日は時々薄日が射す程度で、槍や穂高にも雲がかかる。 |
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三俣峠 |
槍ヶ岳方面雲多い |
雪渓を越え、三俣峠からガレ場を登ると、1時間余りで三俣蓮華岳登頂。風が強く寒い。 |
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強い風で帽子が飛ばされそうになる。 |
鷲羽岳を目の前にして、昨日登れたと思うと感激も新たに。 |
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三俣蓮華岳(2841m)後方は鷲羽岳 |
後方は槍ヶ岳 |
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双六岳に向け(右手奥は笠ヶ岳) |
雪渓とハクサンイチゲ |
丸山への登り |
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登ってしまうと、丸山は平らな台地でただの通過点だった。 |
丸山を下った所に花畑があった。クロユリがいっぱい咲いている! |
高山へ行くと必ず見られるハクサンフウロが、今までないと思っていたら、ここで初めて見られた。 |
双六小屋分岐 |
クロユリ |
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少し山域が変わるだけで花も違ってくる。 |
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双六岳も展望のよい山のようだが、今日はすっぽり雲の中。強風で長居は出来ない。写真だけとり、すぐに下る。 |
ハクサンフウロ |
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双六岳(2860m) |
去年クマさんが行った時には残雪が多く、三俣山荘からの巻道も通れず、双六岳からの下りも通行止めで周り道をしたそうだ。今年は大丈夫だった。 |
急坂を下っていると、スコップを持った若者が登って来た。 |
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小屋の人で、道の整備に来たそうだ。おかげで私達は安全に歩くことが出来る。ありがたいことだ。 |
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双六岳下る |
道路整備の若者 |
双六小屋は、双六岳、笠ヶ岳、鏡平、槍ヶ岳、三俣山荘、黒部五郎岳などの分岐点なので、多くの人に利用されているようだ。 |
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私は真っすぐに目の前の急登を登るのかと思っていたら、あれは槍への道だった。ホッとした。 |
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双六小屋(2600m) |
双六小屋で、宿泊変更手続きをする。鏡平山荘も同系列なので、簡単に変更ができた。こういうとき便利だ。 |
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小屋のテラスでTさんの点てたお抹茶を頂き、出ようと思ったら雨が降って来た。急いで雨支度をする。 |
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キャンプ場の辺りは木道だった。 |
気の早いトリカブトが咲いていた。 |
双六小屋を振り返って |
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トリカブト |
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この稜線も花が多い。クロユリ、ハクサンシャクナゲ、フウロ、シナノキンバイ、ヨツバシオガマ・・・ |
アップダウンをくり返しながら花見平に着いた。雪渓の真ん中を横切る。 |
クルマユリ |
花見平 雪渓渡る |
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シナノキンバイ群落 |
ヤセ尾根 |
弓折岳分岐 |
途中、雨具を着たり脱いだりしていたので、弓折岳分岐までだいぶ時間がかかった。 |
ラーメン最高! |
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弓折岳分岐を下ると、池と小屋が見えてきた。ここからは以前笠ヶ岳に行った時歩いた道だ。 |
鏡平小屋到着13時5分。お腹が空いた~。ラーメンを注文。 |
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鏡平山荘 |
ラーメン |
ラーメンの何と美味しかったこと。焼豚の代わりに懐かしい味のソーセージだったが、それもまた美味しい。初めてスープまで全部飲んでしまった! 皆の丼も空っぽだった。 |
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鏡平山荘は以前来た時より、個室が増えきれいになっていた。急な宿泊が増えなければ個室が使えると言われ、個室がもらえた。 |
槍と穂高は雲の中だ。鏡池も今日は曇っている。 |
明日は雨の予報。5日も山に居ればそれもしかたない。 |
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夕食 |