6月5日(日) |
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紀伊田辺から下鮎川へ |
東京も大阪もまずまずの天気だったのに、紀勢本線に乗り換えると雲行きがだんだん怪しくなり、とうとう雨が降り出してきた。 |
11時過ぎに紀伊田辺駅へ到着。 |
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紀伊田辺駅 |
大師橋を渡る(先に見える森が高山寺) |
昔は、田辺の潮垢離(しおごり)浜で身を清め、旅立ったそうだ。私達はしっかり雨支度をして出発する。 |
会津川沿いを行き、大師橋を渡った所が高山寺で、南方熊楠の墓がある。アンモナイトの化石が出たと書いてあった。 |
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高山寺 |
会津川沿いを行く |
秋津王子跡 |
秋津橋を渡り、紀伊民報の横を過ぎると、田んぼの隅に秋津王子跡がある。 |
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地図とHPの写真のコピーを頼りに、鮮魚店の横を曲がり、目座橋を渡る。町の中はわかりにくい。 |
緑色の天王池へ出る。池の向こうの森には花が咲いたようにサギが雨宿りしていた。 |
目座橋 |
天王池(向こうの木にはサギがいっぱい) |
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南高梅 |
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この辺りは南高梅の産地で、梅畑が多く、熟した梅がたわわになっている。近くの農家では、梅の選別作業のまっ最中だった。 |
うちの家族は(クマさん以外)梅干し大好きなので、毎年南高梅を漬けている。そろそろ漬ける時期が来る。 |
南高梅 |
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須佐神社 |
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須佐神社(軒先をお借りし、お弁当を広げた) 新大阪駅の駅弁 |
小さな橋を渡り、熊野橋の先へ |
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まめ! |
右足の指の付け根に違和感。小石でも入っているのかと思い、三栖廃寺の軒先で、靴を脱いでみたが何もない。靴下を脱いでみたら、なんと、まめが出来ていた。 |
山歩きでは、この靴でまめなどできたことないのに。 |
万呂王子跡 |
三栖廃寺跡 |
バンドエイドを貼り歩く。 |
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ビワのなる坂道を登る |
三栖王子跡(北の高台) |
道は荒れている |
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この案内板のため、道間違い |
新岡坂トンネル前に出る |
八神王子トイレ |
トイレはどこもきれい。掃除が行きとどき、花も活けてある。 |
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上富田(かみとんだ)に入ると、町のイベントの案内板か、探訪コースと書かれた標識が多い。熊野古道と関係ない道もあり、惑わされてしまった。大周りをしてしまったり、間違えてしまったところもあった。 |
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八神神社(西行の句あり) |
八神王子跡 |
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田中神社 |
田中神社(オカフジ・・・南方熊楠命名)) |
廻り道をした畔道 |
道は間違える、足は痛い! |
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王子谷ルートを行くはずだったが、間違えて稲葉根トンネルの前に出た。R311より、そのままトンネルを抜けることにした。 |
足のまめは、どんどん痛みが増し、左まで痛くなってきた。 |
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稲葉根トンネル |
欅大古木 |
私は足の痛みと疲れで、だんだん不機嫌になった。今回、靴をどうするかだいぶ迷った。 |
初日だけが舗装道路歩きが多く、あとはほとんどが山歩きなので、小辺路と同じ軽登山靴にした。やはり、山と舗装路では全く違うことがよくわかった。 |
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やはり初日は、バスを使えばよかった。。。 |
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稲葉根王子 |
市ノ瀬橋を渡り対岸へ |
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稲葉根王子を過ぎ、市ノ瀬橋を渡ると、あとは富田川沿いを歩く。昔はこの川を渡ることが禊だったそうだ。 |
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ここからがまた長かった。川は蛇行し、加茂橋は、はるか遠い。 |
一ノ瀬王子 |
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富田川 |
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ようやく赤い加茂橋が見えた。渡ったところに今夜の宿「加茂」があった。 |
田辺から歩いてくると宿がなく、やっとここを見つけた。バスで田辺まで引き返す人もいるようだ。 |
民宿「加茂」 |
盛りだくさんの夕食 |
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靴を脱ぐと、大きな水ぶくれが両足の裏に出来ていた。痛くて足がつけない。明日から歩けるのか心配だ。 |