根子岳2207m・四阿山2354m
-nekodake/azumayasan-
 2015/05/31(日)~06/01(月)  
花の百名山根子岳四阿山に行った。花の時期には少し早いといわれたが、思っていた以上にたくさんの花が見られた。例年なら残雪もある時期だが、今年は雪融けが早くほとんど残っていなかった。
年2回の同期会山行で、今回の参加者は14名。急に行かれなくなった人もいたが、皆、会えるのを楽しみにしていていつも参加者は多い。
日曜日の天気予報が悪く、やきもきしたがすっかりよい天気になった。貸切バスで菅平へ向かう。 
        5月31日(日)曇りのち晴れ
菅平牧場管理事務所 11:00
根子岳 12:50~13:20
菅平牧場管理事務所 14:45
6月1日(月)晴れ時々曇り 
菅平牧場管理事務所 8:00~10 
小四阿 9:20
中四阿 10:15~25 
根子岳分岐 11:10
四阿山 11:30~45 
里宮  12:55 
  メンバー:14名(i.i.u.k.k.k.s.s.t.n.n.y.h.w)   てんとう虫の宿 泊 四阿高原ホテル  13:50 
根子岳(5月31日)
バスは順調に到着し、つつじ祭りの幟が立つ菅平牧場の入口で一人200円の入山料を支払う。
高原は風が強く寒いくらいで、登山口で上着を着る。
最初は牧場に沿って登っていく。 
レンゲツツジ ズミ
レンゲツツジが見頃で、鮮やかなオレンジ色があちらこちらで目を引く。関東では鹿害などであまりお目にかかれなくなった花だが、ここはすごい。
ズミの白い花も真っ盛りだ。 
牧場に沿って登る フデリンドウ
    総勢14名なので、自己申告でカメ班とウサギ班に分けた。私はもちろんカメだが、ウサギ班はもう見えなくなった。 
足元にも花が多い。小さなフデリンドウはじめ、アズマギクベニバナイチヤクソウスズランも見られた。 
 スミレ   アズマギク  
 
 スズラン  ベニバナイチヤクソウ イワカガミ 
ダケカンバの森に入ると、いろいろな鳥のさえずりが聞こえる。
ダケカンバの白い幹と、若葉越しに見る青空。なんて気持ちがいい。 
林床にはイワカガミもたくさん見られた。
ダケカンバの森 コケモモ
高度が上がると、レンゲツツジが姿を消し、ピンクのムラサキヤシオに変わった。
雪解け間近の花、ショウジョウバカマミツバオウレンも残っていた。
ムラサキヤシオ
雲は多いが青空になってきた。
ダケカンバ帯を抜けたら、一気に展望が開け雪が残る北アルプスの山々、八ヶ岳のパノラマが見られ、皆のテンションも上がる。 
樹間越しに青空 北アルプス展望
ミネザクラ ショウジョウバカマ ミツバオウレン
1時間50分で根子岳登頂。予定より早い。皆、まだまだ健脚だ。 
麓で風が強かったので心配したが、山頂は寒くない。上着も着ずにすんだ。 
しばらく大展望を楽しみ、来た道を引き返す。
オオカメノキ もう少し
菅平高原一望(高原野菜の畑も広がる) 祠の向こうには四阿山 根子岳(2207m)
 レンゲツツジ群落  レンゲツツジ咲く道を下山 牛さんもお出迎え 
 下山後は、登山口で牧場の新鮮な牛乳やソフトクリームをいただき、宿へ向かう。     
ペンションの前はクリンソウが群生していた。自然に増えていったものだそうだ。夕食前にオーナーが森を案内してくれた。
 以下、宿周辺の森にて  てんとう虫の宿  クリンソウ
     
 ルイヨウショウマ クルマバソウ  ヤマシャクヤク 
     
 エゾムラサキ クリンユキフデ  シロバナオオタチツボスミレ 
    ペンションの周りは花の宝庫。珍しい花もたくさんある。ツキヌキソウは、信州の天然記念物で超貴重種だそうだ。
最後の一個だというヤマシャクヤクも見られた。私はこの間ベニバナヤマシャクヤクを初めて見たので、今年はついている。  
 キバナノアツモリソウ(マウスを置くと) ツキヌキソウ  一部photo by u&s 
 翌日の四阿山へ