利尻山1721m・礼文島
-rishirisan.rebunto-
 2000/06/15(木)〜19(月)
 
 利尻山は道北の海に浮かぶ島そのものだった
見たこともないような高山植物とその美しさ、素晴らしい景色 
 初めての12時間にも及ぶ山歩き、私の登山の原点になった
日  程 宿  泊
6/15 羽田12:30―(ANA573)−稚内空港14:15=稚内港15:30〜(フェリー)〜鴛泊港17:10 利尻富士観光ホテル
6/16 鴛泊4:00=利尻北麓野営場4:15・・・長官山・・・利尻山頂11:35・・・利尻北麓野営場17:35=鴛泊 利尻富士観光ホテル
6/17 鴛泊=(タクシー)=姫沼、石崎灯台=鴛泊港10:05〜(フェリー)〜香深港10:45=香深=スコトン岬13:30=香深 民宿宮島荘
6/18 香深7:45=香深井8:15・・・(礼文林道)・・・桃岩展望台・・・知床15:00=香深 民宿宮島荘
6/19 香深=香深港8:45〜稚内港10:40=宗谷岬11:40=稚内空港15:05―(ANA574)―羽田空港16:55
 6月15日(木)曇りのち晴れ  羽田をお昼過ぎの飛行機で初めての地、稚内に向かった。  
出発【利尻島へ】 
 今回は名鉄観光の『利尻山と礼文島高山植物めぐり5日間』に参加した。”ガイドが10名に一人つき、ゆっくり歩きます。
 中高年向き”のうたい文句に、今まで奥多摩の山くらいしか歩いたことがなかった私はクラと二人で参加することにした。
 稚内空港に着く少し前、雲の上に顔を出したまだ雪の残った山が見えた。  フェリーから見る利尻富士
 利尻山だという。雲の上から顔を出すような高い山に登りに行くなんて、無謀なことをしているのではないかと不安がよぎる。
   稚内は曇り、気温13度と寒い。バスで稚内港まで行き、フェリー(プリンス宗谷)に乗り換えた。船は座るところをやっと見つけるくらい混んでいた。
島に近づくと雲がだんだん切れて利尻山が見えてきた。富士と名がつくだけあり、形の良い高い山だった。鴛泊(おしどまり)港から今夜の宿、利尻富士観光ホテルは近い。 
 夕暮れのペシ岬    
夕食は海の幸でいっぱいだった。割ってもトゲトゲがまだ動いているウニ、カニ、ホタテ、イクラ、エビ、それに天然のモズクの美味しかったこと。お腹もすいていたし、何年ぶりかで、ご飯のお代わりをした。新鮮ということはそれだけでおいしい。   

食後、同行の人たちがペシ岬まで足慣らしに行くというので(皆健脚)、私たちも出かけることにした。日の入りは7時40分。まだ十分明るい。ウミネコがたくさんいて、ミャーミャー鳴いていた。岬の頂上から利尻富士が見える。やはり高い。本当に明日登れるのか少し不安になった。

     ペシ岬より利尻山を望む(19:00)
     photo by kura