モンセラット
-montserrat-
2006/06/15(木)
大スケールの岩山
モンセラットは、バルセロナからバスで1時間20分ほど。古くから多くの巡礼者が訪れた場所で、その中腹(1238m)には修道院が立つ。昔この山の洞窟で発見されたという黒いマリア像が崇拝されている。
日本の瑞牆山に似た山容の巨大な山だった。「鋸の山」の意味を持つように、奇怪な丸みを帯びた岩峰が連なっている。
中央は象に見える岩、ジャイアンや女の子にも見える岩も・・・
13時からモンセラット少年合唱団の聖歌を聞くことができるので、それまでゆっくり絵が描けた。
一度下りてからランチを済ませ、午後は山を見上げて描いた。
この巨大な岩山の高さを出すのがとても難しかった。
展望ケーブルカーでサン・ヘロニモ展望台へ
今回行った仲間は、全員が絵を描くために参加した。それぞれ水彩、油彩、葦ペンなど違いはあるが、とにかく皆熱心だ。ほんの少しの時間でも無駄にせず、スケッチブックを片手に描いている。私も刺激され、それに習った。
下山後、モンセラットの裏側より 教会
スペインの夜は9時過ぎないとやってこない。今夜はガイドさんの案内で、バルセロナのタブラオへ本場のフラメンコを見に行った。
ワインやビールを飲みながら楽しめるタブラオは、すぐ近くで見られるため迫力満点だった。
体の底から表現するフラメンコも、カンテ(歌)ギターも力強く、心を揺さぶるように響き渡った。
フラメンコを見てから近くのバル(日本のパブのようなもの)で遅い夕食。
“ラ・ブレリア”フラメンコショー